自分のこと、自宅と勤務地が数百メートルしか離れていないので、通勤自粛の時期も普通に出社し、仕事をしていた。自宅マンションのエレベータのボタンを押した後、次に触れるのは勤め先のエレベータのボタンだ。フロアの入り口で手の消毒をして入室、その後は通常の仕事の世界。
通勤途中で無意識のうちに感染可能性のあるモノを触れる可能性がほぼないということで、通勤していたわけだが、自宅にいても昼食や買い物はその周辺に出歩くので、感染リスクは家にいても勤務先にいても同じと考えたからだった*1。
意識するのは、「うがい・手洗い・ヤクルト・R1」*2というもの。「うがい・手洗い」は個人が感染症一般に予防策として取れる対策だ。今回だけでなく、インフルエンザ等の他の感染症でもまずやるべきことになる。
「ヤクルト・R1」は、身体の抵抗力を落とさないためには、内臓疲労を貯めないことだということで、内臓疲労を極力避けるために、飲むという位置づけ。これは結局、それほど飲まなかったが、疲れてるのか?と感じるときは取るようにしていた。
自分としては、最低限でやれることをやっていたと思う。ただ、前より回数は減ったが、新宿思い出横丁や八重洲あるいは地元の人形町に飲みに行くことはあった。そこでの感染リスクはあったわけだが、酔っぱらって騒ぐような店ではなく、入店時の消毒をして普通に飲んでいれば大丈夫だろうと考えていた。
例のアプリもスマホに入れていたし、やれることはやっているから、感染しないで済んでいるんだろうとか、勤務先でも、その入居ビルでも感染者は出ていないので、感染する可能性は低いだろうと思っていた。
それで東京も高止まりはしているとはいえ、右肩上がりに増えるという状況ではなくなり、警戒レベルも若干下げられ、夜間の営業自粛も解除されやれやれと思っていたのだ。
やっぱり最低限のできることをやっているだけでもリスクはかなり軽減されるのではないかと考えていたそんな時、あるお店で聞いたのが、「実は、人形町はつい最近まで感染者が出ていなかったらしいよ」ということだった。今まで人形町や恐らく自宅のある浜町もずーっと感染者が出ておらず感染リスクはほぼなかった状況だったということが分かったのだった・・・ちょっと複雑な気分だった。
改めて人形町にも感染者が出たこれから、意識を新たに、行動するときは、予防策は忘れないようにしたい。これからが大切。