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人形町の銭湯、世界湯さんが閉店した・・・残念

最近はとんとご無沙汰していたが、この記事を書いた頃は週に何日かお世話になっていた・・・人形町の最後の銭湯、世界湯さん。

 

自分が銭湯を使うときは、徹夜が確定しているときだった。夜7時ぐらいだろうか、会社の書棚に、銭湯道具(石鹸、シャンプー、髭剃りなど)が準備してあり、それを徐に取り出して、ご近所さんの世界湯さんに通うのでした。 

mnoguti.hatenablog.com

世界湯さんは、僕が通っていた頃は昔ながらの熱いお湯で有名で、しかもそれをぬるくしようと水でも入れようものなら親父に怒られるというThe 銭湯という一軒だった。その世界湯さんが閉店になった。閉店したのは、5月1日*1だったらしい、自分もその前から噂では聞いていたが、最近、行くことが無かったこともあり、「ふ〜ん、時代かな」などとあまり気に留めていなかった。

 

今回、ブログ記事の修復で上の世界湯さんに関する記事が出てきて、読んでいるうちに無性に懐かしくかつ銭湯に入りたくなった・・・けど、世界湯さんはもうないということで、昔の記憶を元に当時のことを書き留めておこうと思う。

当時、夜の7時ごろお湯に行くのは、その時間が空いていたからだった。夕方、5時ぐらいだと晩ご飯前の近所に人たちが入りにきている。子供たちがいて結構賑やか、いや、賑やかを通り越してうるさいって時もあったか。ゆっくり入っているって感じではない。

逆に、夜9時過ぎに行くと、今度は地元でお店をしている人たちが閉店後の仕事を終えて、ひとっぷろ浴びにくる。これがまた結構いて、混雑する。こんなことを経験しながら、徐々に覚え、7時過ぎぐらいが一番空いていることを学習し、それ以降は7時ごろに入りに行くのが定番となった。

その世界湯さん、脱衣所とかお風呂場は至ってシンプルな作り。昔のままって感じ。浴槽は2種類あり、浅い普通の浴槽と立ち湯があった。立ち湯は、立ってそのまま入るのにちょうどいいのはもちろんだが、一段と熱いお湯だったのが懐かしい。

 

当時、400円で結構なお値段だったので、回数券を買い、通った覚えがある。そして貧乏性というか、何というか、浅湯と立ち湯と代わる代わる何度も入って体を温め、そしてくつろぎ、リラックスした。1時間ぐらいは入っていたのではなかろうか。

世界湯さんが廃業して、人形町の銭湯はなくなった。近場だと、小伝馬町と岩本町に1軒づつある。貴重な世界湯さんだったことを今更ながら思い出す。

www.1010.or.jp

徹夜業務は嫌だったが、銭湯のひと時はいい思い出だ。

 

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*1:こちらの記事で確認させてもらいました。

yukatsu.hatenablog.com