今年初めてふくべさんに寄らせてもらいました。5時すぎぐらいにふらりと内堀どおりからお店へ。店内は程よく混んでいましたが、カウンターはいくつか空きがありました。6時半までならということで着席。
店内にはいつものあの日本酒の香りでいい感じで満たされています。周りの酔人たちもいい感じ。これぞ飲み屋って感じ・・・今年もお世話になりまっせって感じ。
この日はまず白鷹をぬる燗でいただきました。そして2本目は、呉春、最後が菊正宗樽酒のぬる燗のぬる目wという具合。ぬる燗のぬる目で通じますからw
新年初めてということでちょっとリッチに蟹のほぐしみをつまみにしながら白鷹や呉春をいただきます。左隣には多分、地元、八重洲あたりの御隠居さん2名。
右側は、初めての人でしょうか・・・鯵の干物の美味しさに感動してました。さらにその右にはちょいと若い男性2名。いろいろつまみを頼んで楽しんでました。店内、リラックスかんで満たされてお酒が美味しくなります。
お隣さんが鯵の開きを頼みましたが、当然、自分も頼んでました。着席と同時にというと言い過ぎですが、最初に頼むと出てくるのが2本目の途中からぐらいでしょうか。ちょうどいいんですね。
鯵の開きは焼き立てをひっくり返して背骨を素早く外すのが綺麗に食べるコツ。新鮮な開きだと背骨が綺麗に取れます。その背骨の間の身も美味しいので綺麗にいただきます。
そしていよいよ本体をいただきますが、どうでしょうか。この色艶、見るからに美味しそうでしょう。美味しいんです。ふくべさんの鯵の開きはいつも安定の鯵で楽しませてくれます。
焼き物は他にカマスと鮭のハラス焼き、そしてくさややたらこのちょい焼きがありますが、自分はなんと言っても鯵の開きですね。
お酒は進んで、最後の一本・・・〆の一本は決まっています。菊正宗樽酒のぬる燗ですが、今回はぬる燗のぬる目にしてみました。これは昨年の年末に来た時に、ご主人に樽酒の美味いのはちょっと燗したぐらいが美味しいんですよと教えていただいたので、それを飲んで見たくて頼んだ次第です。
今回の燗のつけ具合がそうだったかは分かりませんが、確かにぬる目のぬる燗の方が普通のぬる燗より合っているように自分は感じました。ああ、美味しい。
そして今回は今年お初ということで出していただきましたが、らっきょうがこれまた美味しい。塩らっきょうだと思いますが、いい感じでお酒を進めてくれます。
これで小一時間というところ。3本にしているのは、昔の浅草松風での飲み方の名残ですが、次回は4本にしようかなとか思わないでもないですが、3本をゆっくり飲んでゆっくりするぐらいがちょうどいいみたいです。
次回はいつになりますか。
ごちそうさまでした。