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【八重洲】ふくべ:日本酒よりどりみどり、好みの肴で小一時間の別世界

ふくべさん、場所は八重洲だけど、自分が行く時は半蔵門線三越前駅のB3出口に出て外堀通を東京駅方面へ歩いて行く。これが一番近い。呉服橋交差点を渡って最初の路地を左へ入り、しばらく歩くとこじんまりした入り口が現れる。

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引き戸を開けて中に入り、1人であることを告げるとカウンター席の適当なところへ通される。小一時間の別世界の始まりだ。

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ふくべさん、いろいろな日本酒が飲めるが、お店の看板は菊正宗の樽酒。大きい4斗樽が店の奥に2つ縦に積んである。自分としてはいつも最後の〆に飲むのがこの菊正宗の樽酒。灘の酒を代表するだけあって淡麗辛口に樽の香りが加わって美味しさ倍増。

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小さいお盆に広がる別世界。お銚子に小さいぐい呑、そして昆布の佃煮。これだけでもいい感じだ。そこにその日の気分でいろいろな肴をいただく。この時はマグロの漬け、ちょい焼きタラコ、そして鮭のハラス焼き。どれも美味しい・・・当然だ。肴を頂きながらお酒をちびちび飲む。日本酒はこのちびちび呑む感がいい。酒の美味さが口中に広がる。口の中にも別世界が広がって行く。

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ふくべさんのオススメのある意味、筆頭か?鯵の開き・・・これが美味しいんだ。焼き立てを出してくれるのはもちろんだが、出てくるとすぐにひっくり返し、背骨を取る。新鮮な干物はきれいに取れる。その骨についている身をしゃぶり取る時がまた美味しい。その後、ゆっくり身を箸で崩しながら食べる。鯵の干物、最高です。

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先日行った時は、さんまの塩焼きがあった。今年はさんまが良くないと聞いていたのでどうしようかと悩んだが、周りのお客人たちが皆頼むので、自分の流れに身を任せて頼んでみた。いい感じの形のさんまが焼き上がって出てきた時はうれしかったね。

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今年はこれが最初で最後のさんまの塩焼きかもしれない・・・と思いながら美味しいお腹の部分からいただき、あの独特の苦味を味わいながら、日本酒をいただいたよ。

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ふくべさんに行くと、日本酒は3本、最後は菊正宗の樽酒、最初の2杯はその日の気分で飲みたいものを飲むという形だ。今まで飲んだ銘柄は、桜政宗、栄川、呉春、澤乃井、白鷹、北島、男山、開運、朝日山、出羽桜、そして菊正宗樽酒と、こんな感じ。11種類の日本酒をいただく。

このお酒たちに合わせる肴もどれも美味しい。そしてもう一つの肴が店内でその日たまたま同席したお客さんたちの会話だ。先日は近所の親父たちなのか日本橋周辺の地元の話題で賑わっていた。

小一時間の別世界・・・美味しく楽しいひと時、ありがとうとざいました。

ごちそうさまでした。

 

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