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塩野七生:海の都の物語-ヴェネツィア共和国の一千年-(3)

第一巻から読み始めてだいぶ経ってしまったが、やっと第三巻が読み終えた。

この巻は

の2つの話からなる。

最初の話はジェノヴァとの長い争いの歴史を中心に描き、そこからヴェネツィアの特色をあぶりだしたもの。奔放なジェノヴァに対し規律正しいヴェネツィアと言ったところか。もう一つの話は、ヴェネツィアの女性とその周辺の話だ。歴史物は男の歴史が中心になりがちだがそれなりのページ数を割いて、当時の女性の暮らしぶりと一生について書かれている。

4101181349 海の都の物語〈3〉―ヴェネツィア共和国の一千年 (新潮文庫)
新潮社  2009-05-28


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この小説をここまで読んできて少々気になるのが書きっぷりだ。ローマ人の物語よりちょっと読むのに引っかかる。なぜかは不明。

面白いことに変わりはないけど。さて次は4巻。

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