お彼岸には例によってお墓の掃除で雲林寺さんまで行ってきました。お墓の掃除が終わり、お参りをした後そこから見える景色はいつもと一緒です。
長野原辺りはこの時期でもまだ結構日差しがあります。
総選挙も終わった後で、八ッ場ダムはどうなるのだろうというのが頭に引っ掛かっていたこともあり、この後、弁天橋に行ってみました。
弁天橋から望む吾妻川と右上に見えるのが丸山です。吾妻川はダムの工事でコンクリートが一部打ってあるところが見えますが、本体工事云々のところはここからさらに下流になります。
この弁天橋は母親の実家のあったところで、子供のころはこのちょうど下あたりで川遊びをしたということでした。泳いだことはありませんが、自分も河原まで降りて遊んだことは何回かあります・・・そういう意味では僕にとっても懐かしい場所です。
関係者が見ればどこかは一目瞭然でしょう。昔ここに小さなお店がありました。そしてこの写真の角度から見ると、その家は3階建て・・・表の国道側からみると2階建てという作りになっていました。
今はダムの関係で取り壊され家屋は残っていませんが、改めて建っていたところをみると、よくここに建てたものだと思います。崖っぷちに近い所に立ってはいましたが、下が岩盤だったので地震ではほとんど揺れなかったそうです。
振り返ると河原まで断崖絶壁で家屋の建っていた場所と崖までの狭いところに畑がありました。
川原に降りるときは確かこの辺りから降りられたと思うのですが、反対側から降りる道もあったと思います。今となっては道も分からず、当然、河原までなんて降りられるわけがありません。
ここに来ると幼稚園や小学校、中学高校の頃の思い出がよみがえってきます。盆暮れぐらいにしか来ていなかったのだけれど、それだけに思い出深い場所です。