最近、そここでメールサーバーがスパムメールの攻撃でパンクし、メール・コミュニケーションを阻害されている。
こういう状況になって改めて感じるのだが、今の仕事の仕方がいかにITに依存したもの、それを使うことを前提としたものとなっていることかということだ。メールだけではない・・・Web、ケータイはメールと合わせて、今のビジネスマンにとって3種の神器というべきものだろう。
最近、自分のメールアドレスに着信するSpamメールの多くは、ロシア語のような文字が並んだものが圧倒的だ。一時期は中国語が多かったけど、現在はそうでもないと思う。こういう海外から飛んでくるSpamには国内で法制度を整備してもあまり効果はないのではないかと思うがどうなのであろう。
技術がもたらす問題は技術で解決するしかないのではないか?
ところでメールの使い方は、それが技術的にコネクションレス型であることから、発信側は相手にすぐに開いてみることを要求しないし、受信した方も仕事の優先順位の中で順次対応していく。電話とはまったく違う利用形態だ。
一方、このような使い方が怖いのは、ネット上で事故があった場合、お互い気がつかずに事態が進展してしまうことがあるということだ。
このような状況になるとやはりセキュリティやQoSの保障、配達完了通知などをネットワーク側でもいいし、サーバー側でもいいのだけれどきちっとやってほしいと思うのはメールを仕事に使う人ならばだれでも思うことだと思う。
こうやって考えると、インターネットはやはりインターネットのままではいられないのだろうと思う。