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初めて行ったのは、昨年のちょうど今頃だった。以前からその存在は知っていて、いつか行ってみたいという思いが実現したのが昨年。
その時の料理とお酒の美味しさが忘れられず、今回、2回目の訪問となった。前回も4名、今回も4名でのおいしく楽しいひと時だった。
料理は季節の素材を使った全6品を味わう。どれも丁寧に調理してあり、味付けも素材の味を活かしているのがいい。いろいろな食材の味を味わえて嬉しくなる。
嬉しくなると言えば、お酒もいい。日本酒のほか、ワインや焼酎もあったが、今回も日本酒をいただいた。美味しいところの各地の地酒を楽しめる。淡麗辛口から旨みたっぷりの日本酒まで、料理に合わせるもよし、自分の好みで飲むのもよし。自分は自分の好みでいただきました。
さて、料理。まずは先付け・・・コーンと枝豆が乗った茶碗蒸しだったか。コーンの甘味が際立ち、茶碗蒸し自体は優しい味。
続いて刺身は、こち、鮪赤身、鯵の棒鮨の3点盛り。こちがよかったね。この季節ならでは。鮪の赤みも滋味深く、鯵はこの季節だとやはり外せないところ。どれも美味しい。
続いて食べたのは揚げ物。なすとおくらは見えるが肝心の本体が見えない。何かの真薯だと思ったが・・・違ってたらごめんなさい。味付けは文句なし。
肴物5点もすべて美味しい。ここでこれが出てくるということは酒がさらに進むということです。お酒も美味しいですし、料理も美味しい、両者が引き立てあってさらに美味しい。
そして煮物。これが美味しかった。具体的に何が入っていたかを思い出せないのが残念だが、しっかり美味しさを堪能させていただきました。
そして最後が土鍋ごはん。今回も前回と同じ鮎。この時期はやはり鮎は食べたいもの。それを土鍋ごはんでいただけるのは贅沢というものです。4名で大きめの鮎が2尾入り、蓋を開けた瞬間鮎の香りがたちのぼり美味しいことがその場で分かります。鮎好きの人にはぜひ食べてもらいたい。
丁寧に身をほぐして、ご飯によそってもらうとこんな感じ。鮎が目立ちませんが、当然、ご飯に混ぜ込んであって、香が立ち上って、食欲をそそります。お代わりしました。残りはおにぎりにして持ち帰れます。
お味噌汁と香の物と一緒に最後のおいしさをじっくり味いました。
前回も美味しかったですが、今回も美味しかった。これまでの2回は夏だったので、残りの春、秋、冬のメニューを味わってみたいと思いながら店を後にしたのでした。
ごちそうさまでした。
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