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何ヶ月ぶりだろうか・・・月曜日の夕方に毎月1回お邪魔するのが恒例だったが、ここ半年ぐらいか、ちょっと足が遠くなっていた。今回は久しぶりに無性にめんばりが食べたくなり、青山での用事が終わった後、六本木天鳳まで脇目も振らずスタスタ歩いた。
久しぶりの天鳳、目標のドラム缶はいつものところにあるが、その前後に同じビルに入る他店の看板があり、ドラム缶を隠しているようだった。ちょっと変?・・・だなと思った。まさかあんなことを知ることになるとはその時は知る由もなかった。
店内に客は誰もおらず、自分の直前に入った先客が一人だけだった。この時間は客の少ない時間帯だが、全くいないってのは珍しいなと思いながら、カウンターに腰を下ろし、めんばりを注文する。その時、あれ?って気づいていたがさして気にも止めずめんばりを待った。
しばらくして出てきためんばりがこちら。久しぶりのめんばりはいつものめんばりのようだったが、若干違うような・・・例えば、チャーシューの載せ方なんかね。「ん?」と思いながらも食べる。
麺を天地返しにして、バリバリの麺を確かめる。西山製麺の小麦の香りがするいつもの麺だ。久しぶりのこの香りはやはり別格だと思いながら、麺を啜る。このバリバリ感がやはりいい。そしてラーメンスープの塩っぱさ、脂っこさ、そしてトータルとしての味の濃さがいい。やはりこれだよ。
トッピングも載せ方は若干違うものの、味はいつもと同じ。チャーシューは年に何回かある脂が多いチャーシューだったと思う。
美味しいと思いながら、あっという間にいただく。
それで改めて気づく・・・親父がいないのか?そう言えば、ラーメンもここ数年アルバイトで働いている兄ちゃんが作ってくれた。修行か?親父は病気になったのか?親父、どうしたんだ?
食べ終わり、お勘定を払うときに聞いてみた・・・「親父さんはどうした?」って。そしたら「引退しました」って返ってきた。「えっ!」って絶句!した後、「君がやるのか?」って聞いたら、「はい、そうです」って返ってきた。びっくりしたよ。
親父の作るめんばりをもう一度食べたかった。
次回からは彼の作るめんばりを楽しみにいくことにしよう。
ごちそうさまでした。