人形町が遠くなって(と入っても浜町からだから500m弱だが)からも、たまに寄らせてもらう松竹庵。今回は、自分にとって夏の名物であるそうめん大盛をいただいた。なぜか9月に入ったこの時期に無性に食べたくなったのだった。
昼時を外し、お店へ。入り口すぐの2人掛けの小さいテーブルに座る。そして注文・・・「ごまそうめん大盛!」。しばらく待つと出てきました!
これが松竹庵のそうめん大盛・・・たらいに入っているのが特徴の一つ。そして茹で海老と卵豆腐がトッピングされる。さらに笹の葉。冷たくいただけるように氷が載る。ネギは竹の器に別盛りだ。
このごまだれが美味しいんだと思いつつ、早速食べようと思ったら、あれ?となった。そうめんのたらいに水がはってない。いつもはそうめんがしたるくらいに水が入っていて、するするっと食べられるようになっているのだが、その水がない。
どうしてだろうと思ったが、お店に確認はしなかった。ちなみに昨年まではどうだったかと過去記事を確認すると、たっぷりではないが、水がはってあるように見える。
一昨年もそうだ。
今年は全く水がなかった。水無しで食べるとごまだれが薄まらないのでこれはこれでいい。最後まで濃厚なごまだれで楽しめるというわけだ。極細のそうめんを濃いごまだれにつけて食べる。美味しい。海老もごまだれにつけて食べる。海老の甘さと濃厚なごまだれの味がマッチして美味しい。何しろ、最後まで濃いごまだれで食べられるのがよかった。
そろそろ初秋の雰囲気が漂う最近、次回、そうめんを食べるのは来年になろうか。来年、このたらいの水がどうなっているか、復活しているのか?楽しみにして今年のそうめん大盛もごちそうさまでした。