前回は夜閉店時間に近い頃お邪魔した。ゆっくり食べたかったからだ。そして今回、日曜日の午後2時過ぎにお邪魔した。理由は同じ。小伝馬町の交差点から程近いところにあるが、道にはほとんど人影はなく、空いていることが予想され、予想通りとお店に入る。先客は2名、すでにラーメンを啜っていた。
前回は白海老ワンタンをいただいたので、今回は黒チャーシューを食べると決めていた。券売機で、お目当ての黒チャーシューをプッシュ・・・実は購入前、一瞬、もう1度、白海老ワンタンにしようか、あるいは黒チャーシューで大盛にしようか、あるいはチャーシューと海老ワンタン両方入っているのにしようかと迷ったことは内緒だ。
カウンター中央に陣取り、食券を渡し、しばらく待つと来た。お待ちかねの、楽しみにしていた黒チャーシュー。結局、初志貫徹で普通盛りの黒チャーシューを頂いたのだった。見た瞬間、スープが黒いと思った。さすが黒チャーシューというだけある。醤油味がしっかり効いていそうなスープの色、そして香り。美味しそうだ。
スープはコクのある醤油味。色が濃いので生醤油に近い味かと思ったら、そこは違う。まろやかさが口の中に広がる深い味わいだ。美味しい。
麺は、白海老ワンタンと同じ、細麺を硬麺に茹で上げてある。自分が好きな、いい感じの歯応えだ。スープと絡めながら啜る。麺1本、1本が感じられる食感・・・スープといい感じで絡む。美味しい。
トッピングのチャーシューがまたいい。写真には表面の1枚しか写っていないが、実はこの下に5枚ぐらいだったかたっぷり重なっている。部位はバラ肉だろうか。脂身の多い部分のチャーシューで、その脂身がいい感じの甘味を出している。赤身の部分は肉の味を感じさせてくれ、美味しいチャーシューに仕上がっている。そして極太メンマがまたいい。もう少し歯応えがあるとさらに良かったが、美味しい!
麺を啜り、スープを飲み、チャーシューやメンマを食べ、また麺を啜る。いつもと同様この繰り返しであっという間に食べ終わる。黒チャーシューも大満足だった。
さて、ここで考えた・・・次回来たらどちらを頼むか?白海老ワンタンか、黒チャーシューか、これは迷うなと思いながらお店を後にしたのでした。
ごちそうさまでした。