緊急事態宣言明け、初訪問です。新宿思い出横丁。人では宣言中よりやはり多め、しかし横町の中はそれほどでもなく、皆、それなりに引き続き自重しているのだろうなと想像させる雰囲気。
自分は、いつもの店を目指して横町に入る。混んでるかな?と思いながら覗くと、客が座っているのは表に近い方のカウンターだけ。奥はガランとしている。時節柄しょうがないと思うものの、なんか寂しいね。
自分はと言えば、いつものペースで一番外側の席に陣取り、いつものように頼む。「焼酎ください!」・・・そして注がれるキンミヤ焼酎。ウメは一滴。味はいつもと一緒だ。ここで飲むキンミヤの味はちょっと違う。やはり美味しいのさ!
最初に頼むのは煮込み。今回は2本とってもらった。浅煮えのシロとフワ、そしておまけで良く煮えのシロ。やはり浅煮えのシロで味わえるモツの味がたまらない。この味好きだよ。そしてフワw これも美味しさが分かると病みつきだ。そこにアクセントで加わる良く煮えのシロ。久しぶりに食べたが、やはり美味い!
煮込みの次は、その時に準備できている刺身を一通り。今回は、赤身、コブクロ、コブカタ、テッポー、センマイ。本当の生は赤身だけだ。他はみなボイル済み。この刺身一通りがこれまた美味しい。赤身は最後・・・理由は冷たい状態だと肉の甘みが感じないので、少し冷たさがなくなった頃に食べる。その他では、センマイは一口で行きたい。シャキッとした歯ごたえがたまらない。そして味噌で食べるコブクロ、コブカタ。テッポウもいい感じの歯ごたえ。
串焼きは今回はこんな感じ。おまかせでなくすべて頼んだ。タタキ、タンみそ、チレ、テッポウ、ナンコツ、シロ、赤身のシャブシャブ、レバー塩、茗荷巻、以上だ。どれもこれも美味しいのだが、当然すべて久しぶりだが、その中でも久しぶりに食べたレバー塩が歯ごたえ、味、どちらも絶品でした。
最後はネギ煮込み。これがまた美味しい。本当はもっとネギが解けるぐらいに深煮込みがいいのだが、タイミングが少し早くこんな感じ。このくらいでも十分美味しいんだよね。
あっという間に小一時間・・・最後のネギスープで〆。久しぶりのネギスープ。美味しいお肉をいろいろ食べて、満ち足りたひと時を最後のネギスープを飲みながらこの瞬間を味わう。
ひさしぶりの新宿ささもと・・・当然だが、味は今までと全く変わらない。だけどお客は少ない。しょうがないと言えばしょうがないが、混まない程度にもう少しお客に来てもらいたいものだ。その方がやはり活気が合って、美味しさがさらに増すというもの。
今回も美味しい串焼き、刺身、煮込みをありがとうございました。ごちそうさまでした。今後ともよろしくお願いします。
いい感じの酔い心地で歩く帰り道、ふと前を見ると、代々木のドコモビルの大時計と真上を見上げると羽田に向かう新しい航路を飛ぶ旅客機が飛んでました。
ああ、満足のひと時。