なかなか世の中落ち着きませんが、酔人の行動は安定しています。また行動制限がかかる中、土曜日、7時過ぎにお邪魔しました。2022年初めてです。前回、7時過ぎになるとだいぶお客さんが少なくなると聞いていたので、その時間を狙いました。実際、空いていました。
さて、最初の一杯は当然、キンミヤです。梅エキスは一滴。口元をグラスに持っていき、グビッと行きます・・・キンミヤ独特の甘味のある焼酎が口の中に広がります。そして喉の奥から胃袋へ落ちていく。美味しい。
料理は、まずはモツ煮込みから。シロ、ガツ、フワ、そしてフエの4種類でした。どれも美味しいのは当然。それぞれ味があり、個性的です。
別に浅煮えのシロを一本お願いしました。実は、この浅煮えのシロがモツの味が味わえて、この味を知ると忘れられません。毎度食べたくなります。
煮込みの後は、刺身です。今回は5本となりました。最初は、センマイとテッポー、そして赤身、コブクロ、コブカタでした。
刺身は冷え冷えを出してくれるので、センマイはその冷え冷えでいただきたいので真っ先にいただきます。歯応えが美味しい。次はコブクロをいただきます。そしてコブカタ。コブカタは硬いです。かみごたえあります。そしてコブクロ、テッポーをいただき、最後に赤身をいただきます。
赤身を最後にいただくのは、少し時間が経った方が脂身が溶けやすくなるので、口の中で旨味を十分味わえるのです。おすすめ。
さて、焼き物。この日はまず最初に食べたのが、チレ・・・脾臓ですね。これはレバーに似ているのですが、それよりさっぱりしていて美味しいです。そのチレの希少部位、チレ脂があってラッキーでした。
このチレ脂、煮込みの鍋で火を通して適度に脂を落としてから焼きます。だからタイミングを間違えると鍋の中に脂がほとんど溶け出してしまうということもたまにあります。鍋で火を通す塩梅がなかなか難しい一品です。
3本目はたたき。骨のコリコリ感が非常に美味しい。30年以上、ささもとの定番の串焼きです。以前は一人1本でしたが、今はそういうのはないみたいです。
続きましては、初めて食べました・・・ほうれん草巻き。これも鍋で少し火を通してから焼きます。ほうれん草が美味しい。他に、茗荷巻き、ナンコツ、タン味噌といただきました。茗荷巻きが結構好きです。茗荷の好きな人はぜひ味わってみてほしいです。
野菜もしっかりいただきましたよ。まずは青ネギの味噌味。これもネギと味噌を焼いた香ばしい味がなんとも言えません。
そして最後の1串がキャベツ煮込みになります。程よく煮込まれたキャベツ、味噌味のスープによく合います。
もう少し飲んでいたかったのですが、8時がアルコールのラストオーダーということで、最後は急追、黒ビールを一本。残っていた焼酎に継ぎ足しながらいただきます。酔いが程よく回って気持ちよい酔い心地。
最後の最後、ネギスープをいただき、この日の宴は終了しました。
今年も始まったばかり・・・また美味しいもつ焼きをいただきに通わせて頂こうと思います。
ご馳走様でした。