まさかまさかの4回目ということで、宣言が発出される前に行っとかないとということで急追行ってきました・・・新宿ささもとさん。
早めの時間に行ったのだけど、カウンターはいい感じで埋まっていて、ほんの少々待つことに・・・その代わり、一番いいところでいただけました。
まずはキンミヤから。今はどこ行ってもキンミヤが出てくるような感じだけど、昔はそれほどでもなかったんだよね。このキンミヤの甘みのある焼酎の味は独特で飲むと病みつきになる。度数はお高めの25度あるから呑み慣れない人が杯を重ねると帰る頃には腰に来るということで3杯までの制限付きw
常連さんは、梅シロップを一滴だけ垂らして飲むの人が多い。昔のシロップの方が美味しかったということを知っている人は結構古くからきている常連さん。
さて、煮込みだ。浅いところを3本取ってもらった。左からシロ、フワ、寄せざし。最初にこの組み合わせで食べられるのは自分にとっては満足。浅いところなので、どれもモツの味がして美味しい。よく煮えはそれはそれで美味しいのだが、自分は浅い方が好きだ。
そして生(刺身)のセット。刺身といっても本当の生は赤身だけ。コブクロとテッポーはボイルしてある。コブクロは味噌味、テッポーはネギ醤油、赤身は塩で決まりだが、できれば赤身は一番最後に食べたい。冷え冷えで出てくるので、少し常温に近づけてから食べた方が、肉の甘みを感じられるからね。
焼き物はその日の気分次第だ。場合によってはおまかせで焼いてもらう方法もある。この日は食べたいものを順番に頼んだ。
これはレバー。昔は刺しで食べるのが一番のおすすめだったが、今は生食はできない。焼いてもらうわけだが、焼きすぎはいけない。火が通る絶妙のタイミングにしてもらう。そして通常はネギ醤油か塩で食べることが多いが、この日はごま油と塩、ネギで食べさせてもらった。意外といける。
お次はチレだ。実は一番好きだったりする。これの脂が一番美味いと思うが、この日はチレを塩味でいただく。レバーとは違う独特の味だ。
定番の骨っぽいところ・・・ナンコツにたたき。どちらもほぼ毎回頼む。しばらく食べられないとなるとやはりナンコツとたたきはしっかり食べておかないといけない。
そしてカシ味噌。カシラに味噌をつけて焼いただけだが、これが結構美味しい。特に脂みがいい時に頼むのがいい。脂と味噌が焼かれるのがいい感じの甘みのある香ばしさを口の中に届けてくれる。
そして珍味のたましろ。ホーデンがある時にしかない。その辺りの肉だということ。さっぱりしているので、塩でいただく。
そして後半になるといただくピーマンの生をネギ醤油で頼む。さっぱりしていて美味しいのだ。
それから締めのキャベツ。ネギの場合もある。ネギの時はとろとろになるまでよく煮込んだところをいただきたい。
今回は、〆に黒ビールをいただいた。何しろ8月下旬まで来れないからね。
この日の当番は、佐藤さんでした。彼のテンポの良い焼き方、客とのやり取りは美味しいもつ焼きをより美味しくしてくれる。
この日は、お客さんの中にも古いお客さんがいて、彼らはすっかり引退しているわけだが、自分が知っていた頃はまだ現役で働いていたのではなかったかと・・・。古いお客さんを見かけたりすると何故かホッとしたりする。
・・・というわけで、宣言前に駆け込みできたひとときもあっという間に過ぎていき、お勘定を済ませて後にしたのでした。
ごちそうさまでした。