日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

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百楽門(葛城酒造)の吟醸酒の酒粕でシンプルな鮭の粕汁を

百楽門で有名な葛城酒造。こちらの酒蔵さんは、昔、入谷にあった明治屋酒店のご主人も贔屓の酒蔵さんでその頃からこの蔵の銘柄百楽門は愛飲していた。

www.hyakurakumon-sake.com

世間は狭いもので、現在は新大阪の別宅のご近所の酒屋さん「エスポアわだ」さんが贔屓にする酒蔵でもある。このエスポアわださんに行くと、百楽門の中でも限定のお酒が手に入る。

 

昨年の夏休みの折、初めて寄らせてもらい、その際も美味しい百楽門の一品を購入させていただいた。その際の記事がこちら。

mnoguti.hatenablog.com

今回は百楽門の濁酒も購入したが、ご紹介するのはこちらの酒粕。普通は手に入らない酒蔵さんと直接懇意にしているからこその一品。

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これで鮭の粕汁を作るのを楽しみにしていた。お正月に一度作ってもらったが、今回は自分で調理した。初めてではないとは思うが、すごく久しぶりの粕汁作りだと思う(遠い目

 

作り方は簡単というか、これで調理とは言わんだろうというぐらいシンプルだ。

  • まず、上の酒粕を適量取り分ける。それを鍋に入れ、粕汁用の分量の水を加え、溶かしながらゆっくり温める
  • ある程度、溶けてきたら隠し味の味噌をまずはスプーン一杯ぐらい入れ、それも一緒に溶かす
  • 十分温まったら、鮭の切り身をそのまま投入。今回は冷凍してあった切り身を凍ったまま投入して温めた
  • 鮭に十分火が通り、ホロっと解れたら出来上がりだが、その前に粕汁自体の味を確認する(味が足りなかったら味噌を少量加えて調整)

これでできたのがこちら。

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鮭の他には何も具材が入らない超シンプルな鮭の粕汁。これが自分が幼い頃から食べてきた粕汁だ。ポイントは、鮭は塩気の強い切り身を使う点、鮭の切り身からの塩けがいい塩梅で粕汁に溶け出すし美味しさが増す。

 

今は一回ずつ作るようにしているが、昔、母親が作っていた時は、粕汁自体を多めに作っておき、そこの食事の都度、鮭の切り身を入れ作っていたと思う。だから徐々に鮭の旨味が粕汁に溶け出し、なんとも美味しい粕汁になったものだった。

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写真の通り、まだだいぶあるのでしばらくは鮭の粕汁で楽しみたいと思う。酒粕自体、酒のつまみにもなる・・・酒をつまみに酒を飲むって感じだ。

誰でもできる超シンプル鮭の粕汁、美味しい酒粕が入手できた時はおすすめの一品。

お試しあれ!!