なかなか入手困難なお酒らしいです。新大阪駅近くの酒屋さん、エスポアわださん、おすすめのお酒・・・但馬杜氏さんが醸した、純米 能座ほまれ。吟醸生酒が好まれる今の時代に純米酒のオーソドックスなお酒。
酒蔵は、兵庫県此の友酒造さん。ホームページはこちら。なかなか力が入っている作りになっています。
今回のお酒「純米 能座ほまれ」ですが、ホームページのお酒一覧に載っていないところを見ると、特別な限定酒なのでしょうか。そのあたりはよくわかりませんが、何しろ珍しいお酒ということで紹介されたそうです。
4合瓶はブルーでラベルも白地にブルーをポイントに使い、そして酒米は五百万石なんだろうと容易に想像がつくったスッキリしたデザイン。
さらにローマ字で「NOZA HOMARE」と記載されていることから、もしかしたら海外向けのブランドなのかなと想像を回らしたり。
裏のラベルを見ると、株式会社Amnakの文字が・・・ネットで調べてみると・・・やはり、「特区事業や規制緩和の計画案を作る「国家戦略特別区域会議」のメンバーでもある当社は、平成27年10月農業生産法人「株式会社Amnak」を養父市能座に設立。 能座では既に2.7ヘクタールの休耕田を再生させて酒米「五百万石」とうるち米(ゆうだい21)を2015年9月下旬から10月上旬にかけ収穫。この2.7ヘクタールを含む計約7ヘクタールで、農地集積を8月に農地中間管理機構に申請しており、年内に行われる見通し。」(ホームページより)ということで勘が当たりました。
早速、お猪口にいい感じに冷やした能座ほまれを注いでみました。薄ら黄金色の日本酒。香りも昔ながらの日本酒って感じ。そしてゆっくりと口に含んで舌の上で転がし、香りを鼻から抜いて、ゆっくりと胃の腑に落としていく。
久しぶりに飲んだ!米の酒だ!って感じ。骨太というか、濃いというか、飾り気ないシンプルなというか、日本酒ってこうだよなという飲み心地。
ぬる燗、いやもう少し高めの燗でもいいと思った。飲みごたえのある酒だ。そう、酒!、酒って感じがすごくする酒だ・・・純米 能座ほまれ・・・普通はほぼ入手できないのだろう・・・貴重なお酒を飲ませていただいた。
日本酒を海外に売り出す取り組みはいろいろ行われていると思うが、これぞ日本酒という純米酒の味を知ってもらうというのは貴重な取り組みだと思う。
また機会があったら飲みたいお酒。
ご馳走様でした。