久しぶりに人形町のいわさきさんに行った。
魚介を中心とした料理の美味しさは折り紙つきであることもあり、店内は賑わっていた。その賑やかな店内に入っていくと、その彼はすでに到着していた。
「お久しぶり」と言ったかも忘れてしまったが、正直、こういう顔だったっけ？ってぐらい記憶は過去のものになっていた。お互い歳をとっているから印象がだいぶ変わっていることもあるり、それでもしょうがないかと内心苦笑いしながら席についた。
いわさきさんの美味しい肴をつまみながら、ビールと焼酎を二人で酌み交わし、20数年前のこと、その後のこと、そして近況を聞いたりしたひと時だった。
彼に仕事を手伝ってもらっていたのは、まだ青山で働いていた頃だ。今から20数年前になる。自分は30代半ば、彼はまだ20代半ばぐらいだろうか。それ以来なので、懐かしいというより、初めましてに近いけど、過去に一緒に仕事をしていたという不思議な感じ。
心の中ではこの20数年間いろいろあったのだろうな・・・と考えながら彼の話を聞いていたが、やはり昔やっていたことが好きなのか最近は数量分析もしているような話をしてくれた。やはり好きでやっていたことはなかなか捨てられないものなんだよな・・・と聴きながら思った。
今日、食した肴は、刺身の盛り合わせ（カツオと生たこの２点盛り）、メンチカツ、玉サラ、エイヒレ、クリームチーズの挟まったいぶりがっこ、そして最後におにぎりだった。いつもの通り美味しい料理にお酒だった。
そこに懐かしい話が加わり、そして秋以降にひらめいた（というほどのことでもないが）ことがあった。これはいい案だと思う。是非そうなるように頑張ろう。
さて、話はあっち行ったりこっちに来たりしているが、最後に、いわさきさんには焼酎がまだボトルで残っている。今日から2ヶ月間はあるはずだ。1度ぐらいは行きたいと思う。
こういう文章をとりとめのない文章というのだろう。今日はこういう感じで描きたかった彼との再会だった。まあ、久しぶりだったこともあり、お互い明日もあり、お互い遠慮もありで、ほどほどに飲んで、近々、再開することを誓い、別れたのでした。このひと時は、今日の再会をきっかけにこれからの課題に取り組む良いことが始まる吉兆になると思う。
いわさきさん、ごちそうさまでした。次回はあら煮を注文します。
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