2019年のGW、前半は天気が不安定だったが、5月に入ったら徐々に安定してきたといったところか。時は3日、ところは屋島・・・吉野川市からだとちょっとある距離。天気が良かったので気持ちのいいドライブとなりました。
讃岐の屋島といえば、源平の合戦の舞台になった古戦場。那須与一とか、義経の奇襲とか、ここが彼の地かと思いは馳せる。そう思ってみればいろいろ想像は掻き立てられ、平氏と源氏の戦いの来し方を思い馳せる。
屋島神社は江戸になってからの神社みたいだ。平安末期とはかなりの時代差があるがそれはそれとして・・・この階段にはちょっと怯んだ。
それでも階段を上ってみるとこんな感じ。まだ上がある。行きたかったが、時間の関係で断念。足腰の鍛錬にはちょうど良い感じだ。いつか再訪しよう。
屋島神社は屋島の下の方、そこから車でずずずーっと上っていく、途中、屋島ミステリー坂というのがあるのだが、今はそこが片側通行のため、そのミステリー加減を味わうことができない。実際は下っているのだが、錯覚で上りに見えるらしく、アクセル踏まなくても車が動くということでミステリーとか、お化けとか・・・らしい。
坂を上っていくと屋島寺に着く。結構停められる駐車場がある。有料だ。そこに車を停め、屋島寺に向かうが、その途中にあるのが、瑠璃宝の池。この池、恐ろしくて書けないが源平の合戦のときの逸話がある。
そして現れるのが、屋島寺の山門。ここ、記念撮影のスポットだそうです。山門自体もまだ塗り直してそんなに時が経っておらず綺麗な山門でした。ここから奥に入っていくと本堂があります。
こちらが本堂。山門に比べて本堂は渋い感じだ。立派な本堂で、合掌礼拝。お線香の香りが漂っていていい感じ。四国八十八ヶ所84番目札所でもあるので、お遍路さんもいらっしゃいました。般若心境を唱えてお参りして、御朱印をもらって次へ進みます。自分もいつかは・・・と思いました。
屋島寺からさらに奥に進むと高松港を一望できる場所に出ます。ここは絶景です。そして瓦投げができる場所でもあります。自分はしませんでしたが、有名だそうです・・・瓦投げ。
そしてこちらが鬼ヶ島。そう、あの鬼ヶ島。ええ!あの鬼ヶ島はここにあったのか!と・・・じゃあ、桃太郎は備前(岡山)からここまで船を漕いできたのか!とびっくり@@!
桃太郎のお伽噺でしか想像していなかった鬼ヶ島が目の前に現れたということで、なんともいえない感覚になりました・・・ってのは自分だけでしょうか。
日本史の授業では当然話に出てくる源平合戦、その中でも那須与一の扇の的や義経の奇襲が行われた屋島の合戦・・・実際にその場に来てみると色々感じるところはあります。教科書、もう一回読んでみようかとか、ちょっと調べてみようかとか、本当のところはどうだったんだろうとか。
短い時間でしたが、楽しい時間でした。
ありがとうございました。