- ジャンル:そば
- 住所: 中央区日本橋浜町3-7-3
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- (写真提供:maka33)
浜町のちょっと引っ込んだ所にある・・・いつの間にか出来ていたそば屋さん・・・浜町かねこさん。夜の部と昼の部、両方を味わって来ました。
夜の部:賑わってます
まずは夜の部のご紹介。
これから美味しい肴、そばをご紹介しますが、当然、お酒もいただきました。生ビールをいただいた後は、ひたすら灘の酒白鷹をぬる燗でいただきました。こういう時は料理を楽しみたいので、料理の邪魔をしない灘の酒に限ります。
さて、料理。まずは新生姜の甘酢漬け。あっさりしていてほんのり酸味があります。いい感じの大きさに切ってあって、歯ざわりもよく、酒が進みます。
次は塩辛とクリームチーズ。これはあっと驚く未知の味・・・ってクリームチーズの甘さと塩辛の塩っけがいい感じなんです。これ、自分ちでもできそう。ぜひ試してみたい肴ですね。
そして、夏といえば、鱧、ハモ、はもの落とし。これは絶妙の火の通り具合で舌触りもいい感じ。骨切り見事って当たり前かもしれないけれど、夏の味、堪能させていただきました。
そば屋にいったらだし巻き玉子焼き・・・これは甘み抑えめで大人のだし巻き。玉子の味と香りが口の中に広がります。綺麗なだし巻き玉子焼き、是非是非おためしください。
そして季節の天ぷら・・・第一弾はホタテと満願寺とうがらし。ホタテは絶妙な火の通り加減。満願寺とうがらしも揚げたて熱々で塩でいただくのですが、いい感じで食べさせていただきました。
そしてありましたよ、ありました・・・蕎麦がき!
冷と温を選べるのですが、初心者ということで温かい蕎麦がきにしてもらいました。イメージは硬いイメージだったのですが、出てきた蕎麦がきは見ての通り、ふわふわで柔らかかったです。これは本当に美味しかった。
アップにするとこんな感じ。このつけ汁は蕎麦つゆから作ったもので、これがまた美味しいんです。
そして季節の天ぷら第二弾は、ヤングコーンとズッキーニ。ヤングコーンはしっかりトウモロコシの味がしてよかったです。ズッキーニはさらっとあっさり系。どちらも美味しい舌触り。
そして季節の天ぷら最後は、稚鮎。どうです・・・この美味しい泳ぎ具合。三匹が仲良くお皿の上を泳いでいます。
一番生きがよく、元気な一匹。頭からパクリと行かせていただきましたが、やはり腹の苦味がたまりません。この苦味・・・酒が進みます。白鷹万歳!
まだまだ続きます。次は厚揚げ。これも美味しかった。絹ごし豆腐をおそらくお店で揚げているのではないかと思います。周りのカリカリ感、中の豆腐の柔らかさ、優しい味・・・いいそば屋だなぁ〜と思いながら、杯を傾けます。
さらに馬刺し。ここまでいくか!って、行っちゃいました。馬刺しは赤身なのであっさり系です。もう何も言いますまい。馬刺し・・・うまし!
そしてあっさり水ナス。口直しにちょうどいいですね。あっさりさらっと美味しい水ナス・・・これでまた食欲が出てきてしまいます。
そして蕎麦前の最後の一品は、これでもか!って感じで、牛すじ(モツだったかも)の煮込みでした。これも丁寧に下ごしらえがしてあって、味に濁りがなく、これだけでも十分な一品でした。
そして本日の主役・・・自分は、冷麦と蕎麦のあい盛りにしました。ここまで暑くなるとやはり冷麦は食べたいと冷麦は絶対、一方、そば屋に来てそばを食わないってのも後悔するってことで、そこはお店の方が分かっていらっしゃる・・・ちゃんとあい盛りというメニューを作っていてくれるのです。
どうです。このそばと冷麦・・・悔しいなら食って見やがれ!って感じですよ。
ここまでが夜の部。いやいやもう目一杯楽しみました。美味しい一品一品が最後のそばにたどり着くまで続き、大満足の夜でした。
昼の部:昼は昼で満足、満足
昼もいいですよ。まずはカレーのつけそば。写真はそば大盛りです。さらっとしたつけ汁ですね。温かいカレーそばを食べた人にはちょっと物足りないかも。逆にさらっとカレーそばって思ったら迷わず、つけカレーですね。
つけ汁はこんな感じ。さらっとしているので今年の夏は暑いだけにいいかと思います。
そして次はざるそばとカレーそば(小)のセット。最初はざるそばが出てきます。改めて見るとこのそばの細さがなんとも言えません。たぶん二八蕎麦だと思うのですが、こういうの好きです。
そしてカレーそば・・・これは美味しかった。カレーの汁がいい感じなんです。牛もつの出汁がようく聞いていてそれが甘みと旨みを口の中に持ってきてくれる。そしてカレーのあの風味が口の中に広がる。美味しいw
カレーそばのアップ。これをツルツルフウフウ、パクパク食べるんです。
美味しいお蕎麦屋さんですね。人形町・浜町界隈にまた新しい美味しいお店ができました。これからも末長く繁盛してもらいたいものです。
ごちそうさました。