ここ数年、年に何回か八丁堀、新富町あたりで食事をする機会がある。この辺りは実はグルメ地区・・・小さいが美味しく楽しい店がこの地域のあちこちに点在している。いつものK夫妻に連れてきてもらった今回のお店、Nodo Rossoさんもそんなお店の一つだ。大通りからちょっと入ったところにある。こじんまりしたお店。
店内は週末であるにもかかわらず、お客さんでほぼ満員。一組帰るとまた別のお客さが入ってくるという感じ。みんなのお目当ては、豚モツを中心とした肉料理と八ヶ岳の野菜だ。我々も勧められるまま美味しい料理の数々をいただいた。以下、紹介していこう。
ビールで喉を潤しつつ、最初に食したのは、前菜のお通しと野菜サラダ。お通しのレバーペーストがまずいい感じだ。レバーの味を生かしつつ、独特の臭みは抜けている。丁寧な下処理をしていることがこれで分かる。そして玉子焼きも。
次はサラダ・・・八ヶ岳の農家からの直送です。新鮮ないろいろな野菜の美味しさを堪能できます。
お次はコブクロのカチョ・エ・ペペ。新鮮なモツを丁寧に処理してあるので、モツの本来の美味しさが味わえます。
久しぶりにコブクロ食べましたが、程よい歯ごたえが美味しい一品です。チーズがふりかけてあって、その味ともマッチ。
こちらは、チレ(脾臓)のコンフィ。チレを食べられるところは少ないですね。それがここにはありました。
レバーに近いのですが、レバーとは違うこのチレ独特の歯ごたえと味・・・これは味わった人にしか分からないです。ぜひ、お試しを。
次はレバカツ。塩かバルサミコ酢だったかな、お好みでマスタードをつけて食べるのですが、塩で食べるとレバーの美味しさがダイレクトに口の中に広がります。バルサミコ酢もいいです。お代わりしたくなる味です*1。
美味しい料理が続きます・・・次はミックスホルモンと季節の野菜の煮込み 半熟卵のせ。いろいろな部位が入っていていろいろな味、歯ごたえが口の中に広がります。たまらない一品。
煮込みなんですけど、そのまま食べてもいいのですが、下の写真のように半熟玉子をつぶしてからめて食べるとさらに美味しさ倍増。もうたまらん味ですね。
お次は、本日の内臓のグリルミストだったかな。ハツとタンとおっぱいのグリル。実はおっぱいは初めて食べました。食感や味は、ホーデンに似ています。味はそれより淡白かも。ちょっと想像していたのとは違ったので、「ふ〜ん!?」って感じ。美味しかったですよ。ハツやタンは言うまでもありません。
料理も終わりに近づいてきました。こちらは確か、タンをボイルしたもの。これはあっさり味で焼いたタンとは異なり、柔らかく口の中に広がる一品でした。なかなか美味しいタンでした。
最後の〆は、牛すじカレーのリゾットでした。もう何も言う必要はないでしょう。
Node Rossoさんのワインは、イタリヤワインです。いろいろ楽しめますね。自分の飲みたいワインを言えば、お勧めを出してくれます。
今回飲んだがの、写真の3本(もう1本あったかも)の他に、微発泡の赤ワインをいただきました。どれもいけてる味でした。
いいお店でしたよ。お店の方も、お客さんも小さいお店ながらのアットホームな感じで美味しい料理を楽しい雰囲気の中でいただけます。
次回は、豚レバーのグリルをぜひいただきたいと思います。
ごちそうさまでした。
Nodo Rosso (イタリアン / 新富町駅、宝町駅、八丁堀駅)
夜総合点★★★★☆ 4.8
*1:実はNode Rossoさんで有名なのは、豚レバーのグリルなのだそうです。レバカツよりも豚レバーのグリルだと・・・この日は残念ながら食べられませんでした