世の中はお盆休み真っ只中で、ニュースでは週末の1000円割引とお盆休みが重なり高速道路の渋滞が激しくなると伝えられている・・・朝7時からすでに渋滞が始まっているとか。バブル崩壊以降給料がちっとも増えないくせに車を利用するように政策で仕向けられた庶民は、ホテルや宿屋に泊る余裕がないため、その渋滞を車中泊で楽しんでいるらしい。時間を気にしなくていいことと、宿泊代の節約だって…政府の政策もいろいろ議論のなるところだが、庶民の行動も分からなくもないがやはりなんか感覚的におかしくね？
問題も起こってくるだろうな…高速のSAやPAならばまだいいが、否、ここでも本来の休憩の車が使えなくなる可能性もある。そして観光地など目的地では車中泊を前提に地域の設備は整えられていないから、思わぬ弊害が出てくるだろう。景気の回復が思わしくない中で、庶民ができることを精一杯楽しもうとした帰結としてはなんともいやはやである。
そうやってみんなが脱出した後の東京は、お台場や原宿などの観光スポット以外は人影まばらだ。人形町周辺は、水天宮さんや新参者関連のお店などに来る観光客がいるがまあ静かな方だろう。何しろ新大橋通りなどの幹線道路の交通量が少ないのがいい。
そう言えば、この時期に東京にいるのは何年ぶりだろうか。もしかしたら浜町に引っ越してきて以来初めてかもしれない。いつもは徳島か北軽井沢に行っているが、今年は諸般の都合により浜町の家でのんびりしている。
日頃、生活の場であり、勤務地でもある人形町・浜町周辺も人影はいつもの週末にもがらんとしていて、静かでのんびりしている感じ。この時期の東京もいいものだ。
