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押井守:イノセンス

Ghost in the shellの続編だ。

イノセンスではバトーがメイン、トグサがサブという形でストーリーは展開していく。そして最後に少佐が現れる。石川と課長(だったかな?)がちょっと出てくる。

バトーやトグサが電脳ハックされ、幻想を見せられ、それと闘いながらストーリーは展開する。前作の続編とはいうものの、前作に比べてモチーフがいまいち読めてないので見終わった後も、しばしぼーって感じ。

B0000APYMZ イノセンス スタンダード版
沖浦啓之 竹内敦志 大塚明夫
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント  2004-09-15

by G-Tools

繰り返しになるが、ストーリーは一度見ただけではよく分らなかった。そういう点では前作のGhost in the Shellの方が自分としてはわかりやすかった・・・というより前作はMatrixにあまりに似ているので、それにびっくりしたことの方がインパクトが大きかったかも。

これを書いている今、今回は何がメインテーマなのだろう・・・と考えてもよく分らない・・・最後に少女が発する「私は人形にはなりたくなかった」というのがメッセージなのだろうか・・・あるいは電脳の世界、人間と機械の境界、自我とは何か?、そもそも存在するとは?・・・といような人間存在、これからのネット社会における人間のかかわりに関するあらゆることに対しての問題提起なのだろうか。

なんか見終わった後の妙な満足感と理解できてない気持ちがないまぜになっている。しばらくたったらもう一度見てみよう。

まだ見てない人は、できれば前作Ghost in the Shellを見てからみた方がいいかも。

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