日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

人生初めて、雑誌anan(アンアン)を買う:草薙素子の表紙に誘われちゃいましたw

今年の4月、全世界同時配信が始まったと同時に見始め・・・今まですでに何回見たことか・・・攻殻機動隊SAC_2045。

 

今回はストーリーもスケールアップし、国内に閉じず、世界を視野に入れたストーリーになっている。 サステイナブル・ウォー・・・経済を支えるためにというのが本当に可能なのかという疑問は残る。あるいはどういう経済だったらサステイナブル・ウォーが可能なのかとか・・・実は今の世の中がまさしくそれだという事になるのかもしれない・・・とか。

ananの裏表紙 掲載されている イリヤ・クブシノブが描いた 草薙素子

ananの裏表紙に掲載されているイリヤ・クブシノブの描いた草薙素子

そういうどちらかというと硬派な作品がなぜかアンアンに取り上げられる。そう言えば、今回の草薙素子は今までとは違い、可愛さが目立つなと自分も思ったのは事実。他のメンバーは以前のイメージとはそれほど変わらずだったのだが、素子だけは違った。最初は違和感満載。

でも何回か見るうちに、その違和感はどこかにいってしまい今はこれが素子だという感じで見ている。違和感があったのが、いつの間にかなくなったのは多分、声優の方々の存在があるのではないかと思う。素子役の田中敦子さん、バトー役の大塚明夫さん、トグサ役の山寺宏一さんなど、神山攻殻機動隊のオリジナルメンバーで揃った声優たち。彼らが魂を吹き込んだのが今回のSAC_2045と言えるのでは。

攻殻機動隊 SAC_2045 O.S.T.

攻殻機動隊 SAC_2045 O.S.T.

 

その攻殻機動隊SAC_2045が、女性誌のアンアンに特集で取り上げられるという、自分としては信じられないのだが、今回は、素子が柔らかめに描かれているからなのか、そういう時代なのか、実はアンアンが男性読者を開拓しようとしているのかとか考えてみたり。 

THEME SONGS+O.S.T. [生産限定アナログ盤] [Analog]

THEME SONGS+O.S.T. [生産限定アナログ盤] [Analog]

 

今回のアンアンは全体としては、エンタメの特集になっていて、攻殻機動隊はその話題の一つとして取り上げられているわけだけど、表紙や裏表紙の裏にも素子が描かれており、扱いが違う。見出しにもなっている現代のエンタメを代表する作品だという扱いになっている。

記事の内容としては、攻殻機動隊SAC_2045の概要と今回の特徴、見所の紹介、そして神山、荒牧両監督のインタビューで、今回の作品の背景や狙いが明らかにされる。これを読むだけでも、ストーリーや映像の見方が変わるはずだ。

 

さらには、今回のキャラクターを描いたイリヤ・クブシノブ氏のインタビューが載り、イラストレーターとしての背景、彼の攻殻機動隊への思いやキャラクターデザインに対する思いなどが簡潔に記載されている。

そして最後は、ある意味主役である、田中敦子氏のインタビュー。へえ、そうだったのかという自分としての新たに知る事になった過去もあり、攻殻機動隊、素子への思いも語られ、これを読むだけでも価値がある。びっくりといえば、田中さんて自分と同い年だったのかとこれは本当にびっくり@@!

 

今回の特集に取り上げられている他の記事も興味深いものが並ぶ。作り手たちからみた現在のエンタメ、オンラインライブの今後、ディズニーの話題、 Yoububer、どうぶつの森、オンラインゲーム、バーチャルアイドルなどなどこれはアンアンなのかと・・・エンタメ系の雑誌の特集ではないかと。

記事を全部読めばまた違うことを書きたくなるような気がする・・・が、それは今後ゆっくり楽しむとして、今日もまたNETFLIXで見ながら夜のひと時を過ごす。

 

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