浅草と言えば、写真の通り「浅草寺」ですが、僕にとっては、浅草と言えば、「松風」です。
この日は、あと何ヶ月かで閉店してしまうとネットや口コミで聞いたのを確認すべく、行ってきました。
久しぶりの松風です。
松風(本当になくなっちゃう)・・・初めて行ったのは98年か99年ごろだったでしょうか。あの頃の自分と今の自分を比べると、その立場の違い、周りの環境の違いに唖然としますが、松風もそうだったのかなっと思ったりします。
現在の松風は店頭の張り紙によると、会員と一般の予約客を対象に営業をしているとのこと。この日も店内に入ると、自分らの他は4〜5組ぐらい、その他に一人客が2人ぐらいでした・・・昔の活気はありません。しずかぁ〜な松風です。
でも昔より扱われている種類が少なくなっていました。
左上は清泉なのですが、ラベルが変わっていました。夏らしいすっきりしたラベルです。
後は変わっていないかな。
これ特注で作ってもらったということは昔、燗付けおじさんにきいたことがありました。
蓋のところに工夫が凝らしてあるそうです。
この他に、樽詰め真澄、本醸造の真澄(吟醸)、特集の地酒2種類。
昔は純米酒だけで8〜10種類おいてあったと思うのですが、今はこれだけです。
お酒を頼むと出てきます。1の代わり2品とお猪口。そして温燗にしてもらったお酒。
お猪口が二つあるのは、2種類目のお酒を頼んだとき、呑み比べができるようにとのものです。
この日は二人で行ったので、計6種類呑めました。
樽詰め真澄(温燗)、地酒、大七、清泉、浦霞、瓶詰め真澄(冷)の計6種類です。
肴は2の代わりがラッキョウで、3の代わりが竹の子でした。その他に冷やっこと板わさを頂きました。
昔と変わらなく呑んでいたつもりですが、やはり寂しさは隠せません。そういえば、いつも注文聞きや配膳を担当していた若い人が一人いなかったです。
こういうお店がなくなるのはもったいないですねぇ〜。何とか続けてもらえないでしょうか。