日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

産業の情報化

「産業の情報化」・・・古い言葉だ。

言葉を変えれば産業の「ICT化」ということだろうか。

その視点は二つ考えられるか?

  1. 生産者から消費者までの商取引においてそのネットワークがITにより置き換わっていく情報化
  2. 業界内の横のネットワークがITにより置き換わっていく情報化

両者はミクロレベルの企業や個人のIT化と密接に結びついていて、そこが十分にITをこなせるようになったとき、セミマクロ、つまり産業としての情報化の意味が出てくる。

例えばCRM(Customer Relationship Management)は企業と顧客間の商取引のネットワークがIT化されることにより、生産の効率化やより細かいマーケティング活動を可能にする。顧客情報の利活用の高度化といったところか。

SCM(Supply Chain Management)は逆に企業の取引先との商取引のネットワークのIT化。これは主に生産面の効率化に寄与する。

これらの動きは一企業内や個人に閉じた話ではなく、IT化されることによって産業全体が大きく変わることになる。

・・・というぐらいの発想しか湧かない^^

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