2006年1月8日のサンデープロジェクトで竹中大臣が今後のIT政策について述べていた。
まず関係省庁がたくさんあるので、これをすっきりさせることを言っていたと思う。その次が放送問題、その中心となるNHK問題については、公共放送の存在意義は認めつつ、その範囲が問題であるとの発言があった。
その中でぽろっと話した一言が、日曜の朝の眠気を飛ばした。何かというとNHKの話の中で「NTT問題については別途検討しなければならない」と発言したんですね。
ああ、またあの不毛な議論が繰り返されるのかと・・・ちょっと心配になった次第です。
いや、冷静に考えると、通信市場はIP技術と無線技術が中心の時代になっているし、旧郵政省対NTTという構図も今は昔の話だし、競争政策、産業政策、社会政策という3つの視点からの議論もそれぞれこれまで重ねられているし、ということで、NTTグループにとっても日本の情報通信市場全体にとっても望ましい方向に行くのではないかとの期待も持てるかな?とも考えている今日この頃です。
goorooさんのステシテzineにTBしました。