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前回の記事はこちら。この時も混んでいて最初奥のテーブル席に陣取り、その後、カウンターに移動したのだった。実は今回の前に一度お邪魔しようとしたのだが、席がなくあえなく回れ右をしたのだった。
そして今回・・・この日も18時30分ごろという混んでいる時間に伺うことになり、また席がないかと一抹の不安を抱えながら引き戸を開けると・・・あれ?って感じだった。カウンターに座っているお客さんは3名ほどで、かつ、一人はお勘定しているところだった。この時間にカウンターがこれだけ空いているのは、新型コロナの頃もそうはなかっただろう。
お店には悪いが、カウンターに腰を下ろし、いつ混み出すか分からないのだが、今日はゆっくり飲めるなと空いていることを半ば喜びつつ、まずは呉春をぬる燗でお願いした。久しぶりの呉春だった。燗のつけ具合もよくて美味しくいただいた。
この時は、次に、こちらも久しぶりの白鷹をいただき、最後に菊正宗の樽をぬる燗でいただいたのだった。どれも美味しかった。
お客は相変わらず増えなかったので、ゆっくり落ち着いて飲めるのはよかったのだが、やはりあの賑わいがないというのはどことなく寂しいものがある。飲兵衛たちがワイワイやっている中で個を味わいながら飲む日本酒が美味しいと思うのだった。
さて、この日のつまみの一品目は、定番の料理、月見の全卵入りだ。これを醤油、山芋、卵が一体になるようによく掻き回して、わさびは食べるときに少しずつ添えて食べる(飲むと言った方がいいかもしれない)。これが美味しいのだ。以前は自宅での晩飯でも作っていたなと思い出しながらいただく。
2品目はふくべの名物の一つ、鯵の干物だ。大きくふっくらしていて美味しそうな鯵の干物。まず、背骨を外し、その背骨をしゃぶって美味しいところを残さないようにするのがポイント。それから身を箸で崩しつつ食べる。
どうだいこの美味しそうなふっくらとして鯵の身。美味しそうではなく、間違いなく美味しいのだが、これをつまみに飲む酒は美味さ倍増だ。
美味しい日本酒とつまみ2品で満足のひと時を過ごしたわけだが、この日は本当に珍しく、自分がいる間、その後もお客さんは増えずにカウンターも空席が目立つままだった。こういうこともあるから、混んでる時間だとしても引き戸を開けるわけだけどね。
次回行くのはいつになるだろうか。
ごちそうさまでした。
ふくべで鯵の干物を食べると、自宅の晩酌でも食べたくなって、美味しいところを探してポチりとしてしまいます。