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自分、小学校2年生の時に、その痕跡がいまだに身体中に残るほどのひどい水疱瘡を経験している。だから水疱瘡系の免疫はその時ついたわけだ*1。ところが最近、気のせいだとは思うが何となく妙なタイミングで体のあちこちが痛痒くなる。最初は気にしなかった(その程度の痛痒み)が、帯状疱疹で大変な目にあったというようなネットの投稿を見るようになり、もしや自分もかと考えるようになったわけ。年齢も年齢だからね。
それで中央区は接種を奨励していて助成してくれるというお知らせが来たこともあり、アレルギー性の湿疹で通院している皮膚科医院の先生に相談したら、接種しておいた方がいいとの判断で、この度、接種となった。ワクチンはビケン(生ワクチン)とシングリックス(不活化ワクチン)の2種類がある。その医院ではシングリックスを扱っていて、先生曰く、シングリックスの方が効くとのことだった。ただし、シングリックスは結構費用がかかるので、中央区の助成を使えるうちに接種しておいた方がいいという判断もあったと思う。
中央区からの助成を受けるには、区の保健センター*2に行って申請するとその場で予診票をもらえる(郵送でも受け付けてくれるが時間はかかる)。接種日は事前に予約し、当日、予診票を提出し、それにそって簡単な問診があり、医師の判断の後、接種となる。
筋肉注射なので通常の皮下注射とは異なる。注射針が入ってワクチンが体内に入る時の感覚がコロナワクチン接種を思い出させた。コロナの時と同様、打った後、注射部位に痛みが出る。その他に赤みや腫れも出る人がいるのこと。注射部位以外では、筋肉痛、疲労、頭痛、悪寒、発熱、胃腸症状が副反応として出る可能性があるらしい。自分の場合、接種直後は注射部位に痛みが出た程度だった。
毛むくじゃらの写真で失礼・・・だいたいこの辺りに打つ(コロナの時と一緒)。打った後は痛みは必ず出るようなので、利き腕でない方に打った方がいいようだ(実際、自分も丸一日たっても痛みは引かない)。さらにシングリックスは2回打つが2回とも同じ腕に打った方が効き目があるらしい。
その後は、しばらく安静にしているのだが、そこは大人の対応で自分の判断に任された。慎重に行動するなら30分程度、病院で経過観察してから自宅に戻るようにしてもいい・・・というか、説明書にはそうせよと書いてある。自分の場合は、自宅が近いのですぐに歩いて帰ったが問題なかった。
接種後の筋肉痛は多くの人が出るので、ロキソニンなど痛み止めをあらかじめ飲んでおくことを勧められた。慎重に対応するということで自分も飲んだが、注射部位以外で痛みが出たかは分からない。多分、出なかったのではないかと推測している。
家に帰ってからも体の変調が出てこないか観察していたが、そういうことはなかった。ただ、一夜明けて、今日は午前中から睡魔に襲われ、夕方まで引きずった。これはもしかしたらワクチン接種の影響かもしれないなと思った。副反応として、疲労を感じる人が4割近くいるということなので、自分の場合、疲労が睡魔になって現れたのではないかと考えた次第。最初から金曜日は仕事にならないかもしれないということで予定など入れていなかったので問題なかったが、1日中、睡魔が去らないというのは珍しい経験だった。今は比較的スッキリしている。
以上、帯状疱疹ワクチン(シングリックス筋注用)接種の顛末でした。
あくまでも一個人の経験なので、ご自身で打たれる判断をする際は皮膚科の先生に相談してください。