そもそもは昨年の10月、下の記事にある東京駅近でクラフトビールを飲みながらラン仲間のみんなと飲んだ時に遡る。
確か、この店だったか、次の店だったか、移動しているときか、帰りに歩いている時だったか、今回、ご一緒したKさんが実は自分のブログの茶色い食べ物の記事を読んでいるとのことを教えてもらい、かつ、昔、自身でも思い出横丁に行ったことがあるということで今度行きましょうということになっていたのだった。
それを実現したのがこの日だった。待ち合わせは5時・・・ちょっと早いかと思ったけど、このくらいの時間でないと並ぶ可能性があった。あと、店をどうするか、ささもとかカブトの2択だったのだが、混む可能性が高いささもとを先に行って、それでもう1軒となったらカブトにしようと。
ほぼ5時だったと思う。思い出横丁のユニクロ側の入り口で落ち合い早速、横丁の中に踏み入れる。新型コロナ前に戻った横丁はこの時間から海外からの旅人で賑わっていた。自分らは当初の予定通り、ささもとに行ったわけだが、すでにカウンターは埋まっていたが、帰るお客さんがいてそこに滑り込めたのだが、それがまた特等席だった。ラッキー。
それでまずは大瓶から初め、Kさんと差しで飲むのは初めてでいろいろ走ることについてお話を聞かせてもらった。例えば、夏の夜間走・・・なぜ夏のあの暑い時期なのか?・・・ずーっと謎だったのだけれど、答えは明瞭だった。この夜間走の目的は、ギリシャのスパルタスロンというウルトラマラソンを完走するために実施するものだということ。
このスパルタスロンは、「標高は海抜0メートルから1200メートルまで、舗装路、トレイル、山岳コースによって構成され」、かつ、「(245キロという)距離だけでなく、天候、関門の厳しさから、レースはとても過酷なもの」ということで、過酷なコースを暑い中走り切らないといけないということで、それを走り切る走力をつけるために夏の時期に夜間走を行うのだということだ。実は、自分は夜間走はだいぶ前に1度だけしかも最初の7キロぐらいだろうかだけを参加したことがあったが、あれで70キロ以上を走破するのを夏の間4回できればスパルタスロンを完走できる一つの目安になるとのことだった。
スパルタスロンがどんなレースか、Kさんがどれほどの努力家かは、岩本さんのこちらの記事を読むと分かる。
このレースのことをいろいろ聞かせてもらった・・・心の中では自分も・・・と思ったが、暑さに弱い自分には夏の夜間走を1回もこなすことができないことは明らかなので永遠の憧れに終わるのだろう。ちなみに夜間走のコースで一番遠くまで行ったのは、すでに晩秋ぐらいの走るのにいい気候だったと思うが、横浜駅(30キロ地点)までだ。ついでに自分が一番長く走ったのは、山北から万葉公園、足柄、御殿場、乙女峠、箱根から小田原への60キロだ。ついでに月間の走行距離が200キロを超えることは最近久しくない。
そうやって考えると、スパルタスロンというレースのすごさ、それを完走するための夜間走のキツさは想像に難くない。酔っ払った頭の中でまずは体重減らさんとダメだなと考えていたとかいないとかw
話している間にも、飲み物はビールからキンミヤになり、食べる方も煮込みから刺身、そしてもつ焼きへと進む。いつにもまして美味しい。結局、この日は焼酎を3.5杯以上飲ませてもらった。楽しく話と美味しいもつ焼きで酒もすすむぜってところだ。
Kさんとの話は続く、その他にも、筋トレやったらとか、ふくらはぎの話とか、還暦すぎてPB更新を狙おうとしている自分を励ましてもらったりとか、Twitterのこととか、そのほかいろいろ酔っ払って滑らかになった会話は続き、いい感じに酔っ払った火曜日の午後だった。
さて、結局、2時間近くいたのだろうか・・・いい感じで酔っ払って店を後にした時は、横丁がますます日本ではなくなっていたのだった。
次回は、Kさんが昔行っていたカブトに行くしかないということで、Kさん、楽しい話と美味しいひと時をありがとうございました。