本当は毎日食べてもいいと思っている・・・それくらい美味しいお昼の定食が食べられるのが、ここ、川治さんだ。
それだけのお店なので、お昼は並ぶ。夜に至っては、予約が1年半待ちという状況。お昼を一回でも食べてみれば、夜がどれほどのものかは容易に想像がつく。シンプルだけど美味しい魚料理が食べられるのが川治さんだ。
今回、ほぼ半年ぶりにお邪魔した。今の状況なので普段よりは空いているだろうという目算があったからだが、実際、客足は若干少なめだった模様。でも食べ終わって店を出る時はいつものように行列ができていた。
今回はラッキーにも並ばずに入れたが、いつものように行列があっても今日はならんだ。それは刺身がねぎとろだったから。
さて、店に入って奥の席に通される。着席して、注文・・・「目鯛のソテーにねぎとろ!」と言ったが、ちょいちょい来ていた時は、「ソテーに小刺」と頼んでいたのを思い出しカッコ悪いと一人思っていたとかいないとか。
注文した後、しばらく待つと順番に出てくる。最初は漬物、美味しい糠漬けだ。そしてねぎとろが出てくる。もう我慢できなくて、ちょいとつまむ。本当はお酒が欲しいって感じ。その後、味噌汁、ご飯が出てきてあとは主役を待つ。
今回は、目鯛のソテー。川治さんは、煮物、ソテー、焼き物、刺身の4種類がお昼のメニューなのだが、自分はソテーを頼む時が多い。やはりソテーのあの衣の食感が何とも言えない。
最後はやはりご飯の上に乗せてかっこむ。本当は大盛かおかわりしたいけど、そこはぐっと我慢。我慢することで美味しいソテーや刺身がさらに美味しくなる。
気づくとすべて食べ終わり、皿を重ねている自分。本日も満足だったに違いない。
並んで食べるだけの美味しさがある・・・川治さんのお昼でした。
ごちそうさまでした。