今回は、早い時間(午後3時過ぎ)に思い出横丁近くにいたので、この時間に空いている馴染みの飲み屋といえば、ここしかないということでカブトさんを覗いてみた。
時間が早いし、まだ松の内だったこともあり、カウンターは半分程度の埋まり具合。自分は端の方に座らせてもらい、焼酎を注文。うなぎの串焼きは当然、一通り7本(ただし、お正月休み明けなので、レバ焼きはなし)。
ご主人が他のお客と世間話をしながら焼いてくれる。程なく出されたのが、こちら。エリ(頭の部分)の蒸し焼きのタレ味。これは定番だが、昔は蒸してない硬エリで焼いてもらっていたが、最近はきてなかったので久しぶりにこの蒸し焼きの柔いエリから始まり。
当然、美味しいのだが、骨が蒸されて柔らかくなったこの歯応えがなんとも言えない。自分の好みはやはり骨っぽいやつをバリバリ食べたいところだが、今回はこの蒸し焼きの方をじっくり味わった。
お次がヒレ。まさしくうなぎのヒレを集めて串に巻いて焼いたもの。これもタレでいただく。これが結構美味しい。追加で頼むこともちょいちょいだ。
ヒレが串にクルクル巻きつけてあるわけだが、なんとも言えない美味しさがある。山椒をかけるとなお良い。
3皿目が肝焼き。これは大人の味か。苦味を美味しく味わえる人にはたまらない串だ。通常は1本だが、この日は先に書いた通り、レバ焼きがまだないので、追加の一本は肝焼きということで2本いただける。
ほんと、苦味が美味しいんだよね。そして肝というかうなぎの内臓というかいろいろな部位が味わえるということで味、舌触り、歯応えと楽しめる串焼きでもある。
一通りの最後が7本目のカバの串焼きタレ味。久しぶりにうなぎを食べたという思いが湧いてくる。でも昨今のうなぎの希少性からか、だいぶ小さくなったのが寂しく感じた。
カバといえば、やはり塩焼きもいただきたいところ。タレ焼きをパクッと食べて、焼酎をぐびっといただき、最後に追加でカバ塩と注文。じっくり焼いてもらい出てきたのがこちら。タレもいいけど、塩(つまりは白焼きだ)もいいね。
あっという間の時間、30分ぐらいだっただろうか。美味しくいただきお店を後にした。
今年はまた何回か寄らせてもらおうかな・・・ご馳走様でした。