魚とらさんもCOVIDー19以前のお昼は行列ができてなかなか行けないお店だった。今回、行ってみたが、やはり出社する人の数は減っていても食べたい人はそれなりにいるもので、開店直後に行ったが、もう席は半分ぐらい埋まっていたであろうか。そして自分が着席して間もなくソーシャルディスタンスを守った席は満席となった。
さて、何を食べるか・・・魚とらさんのお昼のメニューは決まっている。カレイの煮付け、サバ塩焼き、生鮭照焼、づけ丼、そして刺身定食だ。この中から何を食べるか、よく食べるのはカレイの煮付け・・・これは絶品。煮汁を残さず最後ご飯にかけて食べるのがいい。その他のメニューもどれも美味しいが、今回は生鮭照焼を頼むことにした。
しばらく待つとお膳に乗せられて、ご飯、味噌汁、小鉢2つとともに運ばれてくる。この生鮭、写真からはあまり伝わらないが、大きく、分厚い。それが程よい焼き加減で出てくる。食べるのに一苦労するぐらいの大きさ・・・冗談ではなく本当だ。
味噌汁を一口飲んでから、生鮭照焼に箸を付けようと思ったが、この巨大な鮭、どちらから食べるかで、まず迷う。腹側か背側か、箸をつけやすいのは背側だ・・・ということで背側の身の部分から食べ始めた。いや、大きいから箸で身をほぐすのも大変だったし、皮を食べる時も皮が切れずに大変だった。
右下の大根おろしに醤油を少し多めにかけて、照焼に乗せて食べる。醤油の塩け、大根おろしのさっぱり感に照り焼きが合う・・・いい感じだ。これならご飯2、3杯はお代わりできそうだが、それは流石に遠慮しておいた。
背側から食べて、徐々に腹側にいくわけだが、やはり腹側は脂が多くなり、味は甘みが強くなる。だから大根おろしと醤油は背側より腹側で使った方が合っている。
そして今回の発見は、皮だった。よく焼かれて箸で切りづらく、最後の方まで残ってしまったのだが、もったいないと思い、パクリとかぶりついたら、何と!皮の表面に一手間かけてあり、何だろう・・・ソース?をつけて焼いてあるみたいだった。これ、美味しかった。次に食べる機会があったら、身と皮を一緒に食べるようにした方がいいな・・・などと思いながらあっという間に食べ終わる。
どのメニューを頼んでも美味しく、本当なら毎日通って日替わりで食べたいぐらいだが、そうもいくまいということで次回はいつ来られるだろうと思いながら店を後にしたのでした。
ごちそうさまでした。