日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

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念願のBLUE NOTE TOKYOのライブを初体験・・・ただしLive Streemingでした

以前から一度Blue Note TokyoでJazzを生のライブセッションで聴きたいと思っていた。しかし、最初に思った時に行動をおこなさないとこういうのはなかなか実現しないもので、この願いもご多聞にもれず実現できないままになっていた。

 

今回、SNSでたまたまBlue Note TokyoのライブセッションをLive Streemingで行うというページが目に入り、速攻チェック。オンラインだけど、いい機会ではないかというわけだ。演奏は下記のBLUE NOTE TOKYO ALL-STAR JAZZ ORCHESTRAということで、初心者の私にはちょうど良いように思えた。値段も3000円+システム使用料ということで手頃と言えば手頃だ。

www.bluenote.co.jp

魅力は感じたが、その場で生の演奏を聴くのと違い、インターネット経由だということが引っ掛かりちょっと迷った。結局、金曜日にチケット購入して、今日の本番となり、先ほど無事視聴し終わった。自分はチケットぴあで購入したので、ピアのライブ・ストリーミング・システムを使ったがなかなかよかった。

 

初めてということもあり、接続方法などが分からなかったので、だいぶ早くアクセスした。案の定、サイトを探すのに四苦八苦したが、無事、視聴体勢が整って、準備万端。

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視聴は、iPadで行うことにしたのだが、我が家にはHome Podがあることを思い出し、Home Podから音を出すことにした。ここから音を出すセッティングも最初分からず、難渋したが、そこはApple、本番になったら素直に出てくれた。Home Podは、やはり低音の迫力が違う。隣家にまで響いたのではないかと思う迫力の低音だった。

mnoguti.hatenablog.com

メンバーは、エリック・ミヤシロ*1(トランペット、コンダクター)、本田雅人(サックス)、寺地美穂(サックス)、小池修(サックス)、庵原良司(サックス)、鈴木圭(サックス)、西村浩二(トランペット)、小澤篤士(トランペット)、二井田ひとみ(トランペット)、山崎千裕(トランペット)、中川英二郎トロンボーン)、田信英(トロンボーン)、佐野聡(トロンボーン)、野々下興一(トロンボーン)、青柳誠(ピアノ)、川村竜(ベース)、川口千里(ドラムス)の方々。

 

これだけのメンバーがソーシャルディスタンスを確保しながら、自分にとってはお馴染みのJazzのナンバーからほぼ初めて聞く曲まで、2時間たっぷり演奏聞いた。観客はなしという形だが、それほど違和感はなかった。

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あえて言えば、演奏が終わったときの拍手等がなかったのがちょっと違和感があるぐらい。その拍手も、チャットの画面を確認すると「88888888」とか「👏👏👏👏👏👏👏👏」がいっぱい入力されていて、こちらを見ながら想像するというのはオンラインの新しい楽しみ方なのだな、でも、これプレーヤーには聞こえないんだよなとかと思ったり。コンダクターのミヤシロさんは、「モニターの前で拍手してくれればそれは直接は聞こえなくても伝わってくる」というようなことを言っていたが、やはりそこは限界があろうだろう。

 

それと、やはりインターネットの限界というのが、映像や音声が途中で切れてしまうこと。これは如何ともしょうがないのだろう。今回の外出自粛や密を防ぐということでオンラインの映像配信に対するニーズが高まり伝送容量が増えるとともに、品質への要望も高度になってくるだろうと今回の演奏を聴きながら考えていた。さあ、これに答えるのはどこのプラットフォームになるのだろうか。これはこれで、デジタル・ビジネスを考える際のここ数年の注目点になりそうだ。

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話を元に戻すと、今回のオンライン・ライブは自分は満足だった。映像と音声が切れるのは技術の出始めはこういうものだということで今後に期待だし、間違いなく改善されていくだろう。BLUE NOTE TOKYOはこれからもLive Streemingをやっていくようで、僕らみたいななかなかいけない人間やいきそびれていた人間には身近に本場のJazzを聴ける機会が増えるということで嬉しい限りだ。

次回は誰の演奏を聴きい行こうかw

 

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