日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

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ランナーズ6月号:先日のお花見ランはこれだ!

その日は4月4日土曜日。
山北駅前は桜祭りが開催中だった・・・と書いていくとまた同じことを書いてしまうので、その時のことはこちらを読んでください。
さてランナーズの6月号にその時のことを紹介した記事が出ている。

ランナーズ 2015年 06 月号 [雑誌]

ランナーズ 2015年 06 月号 [雑誌]

その記事を読んでいたらその時のことが頭によみがえってきたので、再度振り返ってみたい。

この脚で60キロ走破!!大したもんだ。
今回の記事にはこの時期にマラニックとしてロング走を走ることの5つの効果が書いてある。その詳細は記事を読んでください。
さて自分が実際走った時は・・・その前に、自分は一番多いときで月間300キロぐらい走るから、ロング走の最長距離は最大で50キロぐらいになる。しかしこのときはいろいろあって走りこめていなかった。月間走行距離も200キロにまったくとどかなりレベル。それでマラニックとはいえ二山越える峠走はちょっと無謀かとも思ったのか思わなかったのか・・・正直言うとそんなことは考えなかった。ただただ参加したいという一念だった。
結構無謀な・・・と今は思うが、参加したわけだが、結果は前の記事でも書いた通り、最後まで走り切れた。
今振り返ってみると、最初のポイントはやはり万葉公園までの上り・・・ではなくそこからの下りだったのかもしれない。もう少し早いペースで走れていれば、万葉公園でちょっと小休止するのかもしれないが、休憩なしで一気に駆け下りた。ホントならこれでかなり脚に来ているはずなのだが、それよりも必死さが勝ったのだと思う。前半のここで脚を使い切ったのでそれからは脚に鞭打つようだったんだと思う。
足柄駅までの数キロはそれなりに辛かった。この数キロはほぼ平らなところを走るのだが、ちょっとした上りがすごく嫌!だった(万葉公園までの坂で上り坂恐怖症になったのかもしれないw)。
こういう感覚だからやはりかなり脚に来ていたのだと思う・・・けど、その時は本当必死だった(そして相変わらず最後尾を走っている)。
足柄駅から御殿場はずーっと街中を走るわけだが、そしてほぼ平らだ・・・だからといってペースは上がらない。この区間もかなり苦しかったと思う*1。何で耐えられたのか、今でも不思議だが、走り始めた以上、走り切らないと帰れないという当然の現実が脚を動かしたのだと思う。
さあ、御殿場からはまた乙女峠に向けて上りだ。どういう登りか知らなかったのが良かったのかも・・・絶対歩かないという思いで歩くようなスピードで登っていった*2
もうねえ、限界なんてもんでないよね。絶対、絶対、絶対歩かない!!!ってことだけを考えて走っていた*3
そして遂に乙女峠に着いたときはうれしかった・・・峠での休憩中、「根っこが生えそうですね」と一言w・・・そう言われるほどの姿だったのだと思う・・・乙女峠を出発した最初の1キロぐらいがまた地獄・・・トンネルの中は怖かった・・・そして脚が動かねえ・・・全然動かねえ。もがくもがく・・・これからは長い下り・・・下りも体力がないとやはりつらいんだよね・・・42キロ(実際の距離は45きろぐらいかも。Garminのスタートボタンを押すのを忘れていました)までは何としても走っていこうと思いながら走っていった・・・そしたらその内脚が回りだしたのよ・・・これは不思議だった。結構なペースで降りていきましたよ・・・よく脚が回ったねえと今でも振り返って思う。
そしてその後はまた動かなくなって、ひぃひぃ言いながら箱根湯本の駅。
箱根湯本の休憩を終わって、最後の5キロぐらい・・・気のせいだったのかもしれないけれど、小田原に大分近づいてから海の香りがした気がして、帰ってきたとなぜか思った。
最後の5キロもそれなりに走れたけど、脚が辛いのは変わらず・・・でも走れちゃった。
そして小田原城の桜に迎えられてゴール。
万全ではない準備で60キロ完走・・・間違いなく脳みそは勘違いするだろう。
今回は前半が曇りで気温が低めだったのが自分には幸いした。乙女峠後は太陽の下だったが、そこは箱根の山の中、それほど太陽にさらされることもなく走れたのがよかった。でも日には焼けたw
最後に、なんだかんだいって60キロを走り切れたのは、みんなと走ったからなんだと思う。
さて、5つの効果の内、いくつ高められたのだろうか。自分では最低4つぐらいは行けたのではないかと思う。
しか〜しその後、なんだかんだで走れていないので効果も薄れちゃうかな*4
この60キロ走は間違いなく、いい経験でした。改めてみなさん、ありがとうございました&お疲れ様でした。

*1:実はこの後もずーっと苦しかったわけで苦しいってことは書いてもしょうがないんだけど書かずにいられないw

*2:万葉公園への坂でも絶対歩かないという思いで登っていました・・・歩くようなスピードでw

*3:実際は給水するときは歩いたりしたが・・・。

*4:そうそう、その後、翌日から猛烈な筋肉痛に見舞われたのは言うまでもない。