日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

近未来のタクシー:EVタクシー

今、六本木ヒルズのタクシー乗り場に行くと、EVタクシーが3台止まっている。EVタクシー・・・つまり電気自動車だ。 この電気自動車のプロジェクトはベタープレイス社がEVタクシープロジェクトとして行っている。

ベタープレイス社の方からこのプロジェクトについていろいろ話を聞く機会ががあり、その時にタクシープロジェクトについても教えてもらって、機会を狙っていた。先週、銀座までiPadの再予約をして、銀座のささもとに寄った後、時間があったのでちょっと乗りに行ってきた(銀座から六本木へわざわざ行って、浜町まで乗ってくるんだから、モノ好きといえば物好きか^^)。

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これだ。これがEVタクシー。

乗った感想は、ずばりタイヤの音がこんなにうるさいとは想像してなかった。歩行者に対しては電気自動車はエンジン音がないことが逆に車の接近に気付かない原因となり問題となっていたが、乗客には、エンジン音がないことはほとんど関係ない。それほどタイヤの音はうるさい!

つまり電気自動車にするニーズは乗客側からは出てこないだろうということ。エネルギー問題のほか、騒音問題など環境問題というタクシー(というより自動車)がまき散らす負の外部性をなくすという社会的な要請によってEVタクシーが普及することになる・・・と思った。

そのエネルギー問題や負の外部性に対する取り組みは社会的に今後も対応が必要だろうから、10年単位では着実に普及して行くだろう。乗客からのニーズがないから、早急な需要の立ち上がりはないので、そういう点では計画的に導入を進められるのではないかとも考えてみたり。

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その時、上のような充電器が街中の要所要所に設置されているかもしれない。とりあえずは商業車両の中でも拠点間など走るコースや距離が特定できる宅配便や郵便、あるいは近距離専門のデリバリーサービスなんかに採用していくと普及がスムーズに行くのではないかと勝手に想像している。

7月一杯らしいから、乗ってみたい人はお急ぎあれ。

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