日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

今日までそして明日から

拓郎のつま恋2006を見る機会があった。

拓郎のステージは昔と変わらず・・・でもちょっと声量が落ちたかななどと思いながら見ていた。

頭の中を横切るのは85年のOne Last Night in Tsumagoiのこと。もう20年も前の話。

20年前のあの時あそこにいたと思うと感慨深いものがある。まさか20年後、正確には21年後、拓郎がまたつま恋に立つとは当時は思わなかった。

歌われる数々の歌・・・みんな懐かしい歌ばかり。そうやってみていると、あれ?キーボードはエルトン永田ではないか?とか、あれ?ドラムは島村さん?とか、反対側のキーボードには武部さん?とか、懐かしい顔が結構そろっていたような。

そういう中で是非いて欲しかった顔で見えなかったのが青山徹だ。彼のリードで落陽をもう一度聞きたかった。

今回の落陽もそれはそれでよかったけどね。やっぱり青山のギターだろう。そうじゃなきゃ、高中だ。

そして今日までそして明日からで最後のステージを〆る(アンコールが一曲あったけど)。なるほど、この日の最後を飾るにふさわしい歌だ。引退を決めていた85年のステージの最後は明日に向かって走れだった。最初のつま恋は人間なんてがラストソングだった。

そして番組を見ている限り、今回は今日までそして明日から。そして今、私は思っています。明日からもこうして生きていくだろうと。

なるほど拓郎の今の思いを端的に表した曲だろうと思った。