日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

号外:ライブドア、東証の件

昨日、大手町では一連のライブドア関連の強制捜査に端を発した株式市場の取引の増大にシステムが動かなくなる恐れが出たとして東証が取引停止をしたと号外で知らせた。

ライブドアの一件が今後どのようになるかは、まだ分からないが、マスコミに流れる情報を見ていると最悪の事態も覚悟しなければいけないのだろう。

それよりも問題なのは、他のブログや私の社内でも話題になったが東証だろう。

昨年のシステムダウン後、システムの頑健性や処理能力アップについては対応するということになっていたらしいが、それが全然進んでいなかったことになる。

たった450万件しか処理できないシステムなんて、デイトレーダーが急増している今日、自分の商品(この場合は証券取引市場)が置かれている状況を分かっていない!といわれてもしょうがないだろう。

事態の把握の仕方が甘いとしかいいようがない。金融取引はIT時代になって大きく変わる代表的な分野になると考えられるのに、今からこんなことでは先が思いやられる。ライブドア云々より、自分たちの対応の遅れを大いに反省すべきではないか。

他人事ではないかもしれないところが怖いところだ。市場を見誤るなよ・・・今は変化が激しい時代だ。

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