日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

ひどすぎる指導者たち

高校野球の話。

甲子園大会出場決定後に不祥事発覚、代表辞退とか、優勝してから不祥事の発覚(自ら発表?)とか、やってることがおかしすぎ

生徒(選手)が可哀想とか言うけど、生徒もそういう問題になることがあったことは知っていたのではないか?・・・同情の余地はない

以前の高校野球では、今回のような不祥事の場合、即刻、出場辞退であったろう。高野連に対して隠し立てするなんてもってのほかだったはずだ。

当時、なぜそういう厳しい処分で望む必要があったのかを十分考え直す時期に来ていると思う。現在でもその状況は変わるまい。だからといって、復古主義的に昔に戻せと単純に考えてほしくはない。

「己の行動に責任を持つということがいかに大切か」を知らしめるためだろう。あくまでも教育の一環だったはずだ。

最近は、範を示すべき指導者が、あるいは学校が率先して事態を隠し、事なかれ主義を貫く。

また不祥事があった事実が代表決定後、優勝決定後というタイミングで出てくるのも、それはそれでおかしい(変な意図を感じる)し、問題だと思う。代表決定等なければその不祥事は明るみに出なかったということか?

今回は高校野球が象徴的にいろいろ問題点を出してしまったが、日本の中等教育はどこを突っついても同じようなことが出てくるのではないのか?

学校教育はもちろん、それ以外のことでも日本の将来について考えなければならないことが今回の不祥事連発の影に見え隠れしているように思う。

それにしても悲しい。