人形町通りから一本路地を入った通りにある茶の木神社からほど近い。昨年10月にオープンして存在は知っていたが、なかなかいけなかった店だ。店名が、チュウノジョウ（中の上）というのだからいいじゃないか。期待させるものがある。今回、初めて行ってみて、その期待を上回る飲み屋だということが分かった。
この日は人形町でちょい飲みしようということになり、何軒か心当たりを回るも皆満席で入れず。どうしようかと半分諦めかけていたところで、ふと思い出す。「そうだ！あそこに行ってみよう！」となった。これは天のお導きだろう・・・1階の立ち席ならあるとのことで、当然、そこでOKして無事入店。
最初はビールをお願いする。何種類かあるみたいだが、おそらく頼んだのは、マルエフという銘柄。2021年に復活した銘柄らしい。
ビールの後は、日本酒。地酒が色々飲める。季節を考えているらしく、今は夏仕様のスッキリ系の地酒が飲める。びっくりしたのは、宮城の阿部勘酒造の酒が置いてあったこと*1。阿部勘酒造の酒はあまり東京では飲めないのだが、ここにはあったということで注文したのは言うまでもない。その他にも2種類ぐらいいただいたような気がする。地酒のラインナップは季節ごとに変わることが予想され、それを楽しみに飲みにいくのもいい。
そして美味しいお酒に合わせたつまみ・・・最初は鯵の刺身だ。なかなか美味しい鯵の刺身だった。周りの客人はアジフライを頼んでいる人が何人かいたので、鯵はこの店の売りなのかもしれない。
そして四川よだれ鶏を頼んだ。これも酒のつまみとしていい感じだ。
この他にも色々つまみはあったが、この日はこの2品で止めておいた。あとで調べてみると、餃子もお店の推しらしく、次回、機会があったらぜひ食べてみたいと思うのだった。
1階の立ち飲みスペースは、客で一杯になるとちょっと狭い感じだ。スタッフはキビキビ動き、注文も素早くこなす。忙しい時でもこちらから話しかけてもちゃんと答えてくれる。気持ちよく飲める店だと思う。
次回も1階で調理の様子を見ながら、餃子などの店推しのメニューを頼んで、ゆっくり地酒を楽しみたいと思った。
ごちそうさまでした。
