還暦のお祝いはそれ相応のところでということで今年は、喜寿司さんでひと時を楽しんだ。
喜寿司さんも最近は忙しく、当日予約はなかなか難しく、数日前には予約しないとお目当ての日に行くことはなかなか難しい。
この日も当初は翌日の土曜日を予約しようと思ったが、すでに満席で予約できずやむなく前日の金曜日となった。その金曜日もほぼ満席で賑わっていた。おめでたい席の我らとしては、賑やかな中で祝うのもいいし、静かな中、ゆっくりと美味しいお寿司をいただきながら祝うのもどちらでも大丈夫。
さて午後6時過ぎに着席。早速、ビールをいただく。目の前には絵皿が並べられる。これが並ぶ時は生姜醤油で食べると美味しいお刺身ということになる。
その前に茶豆をいただく。これが美味しいんだよね。この夏の時期の味なのだが、毎年、食べるたびにこの美味しさには感心させられる。
さて、まずはいつものように刺身の盛合せから。これで2人前。美味しいところがいろいろと目を楽しませてくれる。かつお、鯵、鯛、帆立、タコ、石垣貝、才巻海老の7点盛・・・贅沢だ。美味しいのはもちろん言うまでもない。
次に出してもらったのは、穴子の佃煮。甘辛く煮てある。これが美味しかった。日本酒がぐいぐい行けてしまう感じ。たまらんねえ。
そして焼き物は、まずは平貝の磯部。定番の美味しさ。安定している。ぱくぱく食べてしまう。
そして縞鯵のお頭の半身。右下のカマの部分の美味しさは格別。目玉の周りやその他の部位も絶妙の塩味で美味しいことこの上ない。酢橘の酸味がさらに美味しさを増す。
そして、シャコと煮鮑。贅沢な一皿。シャコはそろそろ終わりの頃だということだったが、十分美味しいシャコだった。そして煮鮑・・・ふふっw、贅沢だよね。もちろん柔らかく、美味しかった。
水茄子もよかった。こういうのがいいタイミングで出されるのがいい。
さてつまみは十分いただいたので、握ってもらう。どれも美味しかったのはいうまでもない。
スズキに、シマアジ、中トロに、イカ、どれも美味しい。いうことない。シャリの硬さ、温度などどれをとっても満足。そこに乗るネタの数々・・・美味しいという言葉しか出てこない。
さらに赤貝に、新子。新子は2枚付だった。このくらいになると本来の味が味わえるのでいい。美味しい新子だった。もちろん赤貝も美味しかったです。
そして鯛の粗のお吸い物を出してもらう。これがいいんだよね。ホッとするんだよ。
ウニの軍艦。今回のウニはムラサキ。バフンのネットリ系に比べるとサラット系。久しぶりのウニ、美味しかった。
そしてお土産で干瓢巻きをお願いした。家で食べる干瓢巻きがまた美味しい。
久しぶりの喜寿司さんだった。還暦祝いの一席を設けてもらい大変嬉しい限りだ。
最近は昔に比べると伺う頻度が落ちているので、もっと頻繁にお邪魔するようにしたいものだ。
ごちそうさまでした。