オープンは3月末だった。ある日、金座通りを歩いていたら鼻口をくすぐるラーメンの香り。ふとみると、長蛇の列・・・「?」と思い、行列の先を確認すると、まる竹だった。オープン当初、100食の振る舞いラーメンを実施し、それで一気に知れ渡ることになり、開店と同時に店内満席、行列が伸びるってことになっていたようだ。
自分が行ったのは、オープンから1ヶ月ほど経ってからだが、その時はだいぶ落ち着き、時間帯を間違えなければ並ばなくても食べられる感じだった。店内は、カウンターのみで8席・・・空間が広くとってあるので間口の割には席数が少ない。今のご時世を考えてのことだろうか。その辺りは分からない。
注文したのは竹岡式ラーメンという醤油味のラーメン。中盛を頼んだ。それに黄色いカレーを組み合わせるのが定番のようだったので、それも併せて頼む。注文は券売機で食券を購入。カウンターに着席すると回収してくれる。
ちょっと待って出てきたのがこちらのラーメン。醤油味!って感じのスープの色。そして乾麺を使っているからだろうか、麺の縮れ具合がいい感じだ。それにしてもスープの色がすごい!最近、ここまで濃い色のスープはあまりお目にかかれない。
ということで、早速、スープを啜る。う〜ん、確かに色そのままに生醤油味が口の中に広がる。自分には少し塩っぱすぎるか・・・ここにチャーシューというよりは甘い味付けの煮豚を食べるとこれがいい。煮豚を美味しく食べるためのスープの塩っぱさかって感じた。
乾麺はあの乾麺の食感だった。外で食べるラーメンで乾麺はほぼないから、この食感のラーメンをラーメン屋で食べるのは珍しい感じ。何ともいえない感じで麺を啜った。しかし、塩っぱい・・・記憶に残っているのは、汁の塩っぱさと煮豚の甘さだ。
そして、懐かしの黄色いカレーの半盛。一口食べる・・・まさしく懐かしの味。小学生のころ食べていたカレーの味だった。今、この味のカレーはほとんど食べることができないだろう。でも最近のカレーを食べ慣れているとちょっと物足りない。その時は、カウンターに備えてあるソースをかける。これで味が豊かになる。
ラーメンは中盛だったのがちょっと多いか。カレーと組み合わせるなら並盛でいいかなというの感じ。今回食べた竹岡式ラーメンの他にまぜそばがあるので、次回はそちらをいただいてみたい。
人形町周辺にまたラーメン屋ができたということでご報告でした。
ごちそうさまでした。