昨年の夏に完成した八ッ場ダム。それによって出現した巨大なダム湖・・・あがつま湖と命名された。
今回、時間があったので久しぶりに訪ねてみることにした。前回、訪ねたのは昨年の8月だった。まだ試験的に水を貯めている段階で、この後、台風による大雨であっという間に満水になったのは記憶に新しい。
mnoguti.hatenablog.com初冬の冷たい風が吹く中、空は晴れ渡っていたが、湖面はさざ波が立ち、ダムの上の道では風に吹き飛ばされそうになりながら満水のあがつま湖を見学した。
ダムの上の道路から見下ろした下流側。あがつま湖よりも最初にこちらの谷の深さに改めて驚いた次第。昔はこの下の方を国道が走っていて、冬になると日が落ちるのが早く、すぐ暗くなるのが嫌だったことを思い出した。
ダムの上部からは放水していなかったが、視界から外れる下の方で放水していたらしく水しぶきが高く上がっていた。それに日があたり虹が絶え間なく出ていたので動画で撮ってみた。
水しぶきが上がっているのがお分かりいただけるであろうか。後ろから強い風が吹きつける中、高所恐怖症の人間が谷底の風景を撮るのはなかなか勇気がいることだった。本当にスマホを風で持っていかれるかと思ったyo。次は天気のいい時に来たいものだ。
振り替えればあがつま湖の湖面がずーっと奥まで広がる。川原湯から西側だ・・・画面中央下あたりに丸山(丸岩)が見えるがその対面あたりが弁天橋があったあたりだろうか。懐かしい。
手前に見えるのは八ッ場大橋、その奥に橋脚だけ少し見えているが、それが不動大橋だ。そしてこのダムの上も渡れるようになればランニングコースとして結構いいんじゃない・・・と思ったのは僕だけではあるまい。距離も結構取れるのではないか。来春は是非走りにこようと思う。
こちらは八ッ場大橋から八ッ場ダムを見るとこんな感じだ。山々はすでに冬景色だったが、空は抜けるように青く、気持ちのいい晴れ間だった。駐車場に車を止めて、ゆっくりと時間をかけてあたりを散策して、その後は川原湯温泉で一風呂浴びて帰るというのもいいのではないか。
来春は是非、あがつま湖周遊ランニングと周辺の散策そして温泉で一休みを実行しようと思う。
恐らく、この八ッ場ダムあがつま湖ができた影響だろう・・・長野原を通る国道145号線の交通量が増えたような気がする。観光客も、こういう時期だが、それなりに増えているのだろう。ダムとダム湖ができて、それで地域の活性化がどこまで進むかこれから見守りたい。