この季節から初冬にかけて、茅場町を訪れる機会が増える。人形町から茅場町だとお隣さんみたいなものだから、 ちょっと散歩で足を伸ばせば行ける範囲だ。
その茅場町にあるやき鳥で有名な居酒屋さんが、今回、久しぶりにお邪魔したやき鳥 宮川さんだ。いつでも行ける距離なのだが、お昼は行列必死なので、並ぶことに時間は使いたくない自分としては行く機会を作るのがなかなか難しいお店の一つ。
今回は、COVID-19の影響は茅場町付近も当然あるだろうと、つまり、いつもは行列必死なお店も今日は大丈夫だろうと寄らせてもらった。その前の打ち合わせが少し長引き、お店に着いたのは12時30分ぐらいあったであろうか、入り口を見ると10人弱並んでいる。さすが美味しいお店、こういう状況でも行列が出来ていた。
どうしようか迷ったが、せっかく来たのだからと最後尾に並ぶ。その後は思ったより時間がかからず、並んだ時間は5分ぐらいだったかぐらいだった。一人なのでカウンターに通され、唐揚げ定食を注文。ほどなくお茶、鳥スープ、つけ垂れが並べられる。
目の前には揚げられる前の鶏肉が準備万端で鎮座ましましている。薄く衣を纏っているが、鶏肉の美味しさは十分伝わってくる。お皿の準備が終わると、この鶏肉をおもむろに一つずつ掴み、油の中に投入される。ジュワワワワワァ〜と油が泡立つ・・・お腹がグーと鳴る。
油に投入された鶏肉が揚がっていく様子はこんな感じ。高温で一気に揚げられる鶏肉は、程なく鳥唐揚げに返信する。
出来上がった唐揚げ定食の写真にいく前に、やき鳥 宮川さんのお昼で忘れてはいけないサイドメニューがある。それがこれだ。たくわん。普通のたくわんなんだけど、これが妙に美味しい。これだけでご飯を一膳ペロリと食べられる。
そして主役の登場。唐揚げだ。左には刻み葱が添えられていて、好みに応じてつけ垂れに入れる。ネギの風味がなんとも良くて、唐揚げの美味しさをさらに引き立てる。
唐揚げは、骨付きが2つと骨のない唐揚げが3つないし4つだったか。これをタレにつけて食べるのだが、サクッとした衣としっとりした唐揚げの美味しさでご飯を頬張る。ガツガツ食べるとあっという間に食べ終わってしまうので、ゆっくり食べる。骨付きは軟骨の部分も丁寧にこそげ取りいただく。
並んでから食べ終わるまで30分もかからなかったのではないか。あっという間のランチタイムだったが、久しぶりの宮川さんでの鶏唐揚げ定食は大満足だった。
やき鳥も単品で頼めるようだったので、次回は、唐揚げ定食とやき鳥を単品で頼もうと思う。
ごちそうさまでした。
近日中の再訪は確定。