緊急事態宣言から何日たっただろうか、昨日無事解除された・・・勤め先が近いから毎日出社はしていたが、フロアにいるのはほぼ数人。体はそれなりに動かすが、コミュニケーションがほとんどない日々は時間の感覚を失わせる。
みんな同じなのだろうと思いながら、単調な日々を過ごしていたが、ネットを見るとみんないろいろ工夫している。最近目に付くのが晩ご飯をセットで売り出すもの。お店の味がほぼそのままで自宅で味わえる。しかも普段は予約が取れないようなお店、費用がかかるお店などが、電話で頼める、あるいは割安ということで結構流行っている。
ならば自分もということで、ご近所のお鮨屋さんの晩酌セットフルコースをいただいてみた。写真がそれ。カウンターで食べるお通しから各種つまみ、そしてにぎりまで全て入っている。ネタも当然いいものを使っている。
入っているつまみは、左上ば、子持ち昆布、その下が刺身(鯛、赤身、中トロ、赤貝、イカ)、右側下からホタルイカ、カラスミ、ガリが入っている。そして右上は握りで、左から、海老、コハダ、ホッキ、中トロ、漬けマグロ、ヒラメ、白身(分からない)、軍艦は、ウニとイクラ、そして玉子焼きというラインナップ。これだけ入っていれば文句ないでしょう。
これをお酒をちびりちびりやりながら、少しずつつまむ。最初はホタルイカからか、子持ち昆布か、あるいは刺身にいくか。カラスミは一番最後に取っておこうとか。途中で握りをつまもうかとか、自分のペースでゆっくり味わえる。
お店のカウンターで食べる時は、ここまで自分のその時の気分で自由に食べる順番を決められない。それが自由に思うままに食べられる。これが晩酌セットのいいところだろう。
お鮨の晩酌セットなので、生ものが中心だから、そのお店の近くの人にしか販売してくれない。自分は歩いていける範囲だったので、問題なく入手できたが、ちょっと遠い人には残念なところ。でもこれはしょうがないところだし、その街街でこういうサービスを提供しているお店はあると思う。
緊急事態宣言は解除されたが、COVID-19の特性を完全に把握したとは言えない現状、外出自粛の継続は必須だろうということで、自分もしばらくはご近所のこういう晩酌セットをいろいろと試してみるのも一興かなと思ったりしている。
御馳走様でした。