今年、2021年、初めての鮨処雅。少し早めの5時に伺う。8時までだからね。この日は、3組6名のひと時。昔は最大10名ぐらい並んだカウンターに今は6名。間隔とってます。そして隣の組との間には透明シールドがあり、対策万全。空気清浄機も備えてある。安心して、美味しく楽しいひと時を過ごせる。
開始はいつもの通り、生ビールから始まる。お通しは、白魚と子持ち昆布。ちびちびつまみながらビールをぐいぐい食べる。あん肝は中頃で出た一品だけど、この日のあん肝は上もののあん肝。これは美味しかった。
刺身、この日は盛り付けるのではなく、平皿を各組みの前に置いて、そこに切ったところから置いていってくれる形。こちらはそれをぱくぱくいただく。どれも美味しい。白身はカレイか、皮付きの鯛、縞鯵はプリプリ、つぶ貝の歯応えは最高。
この日のマグロは、アイルランドの近く産。大トロは生、中トロと赤身は冷凍。どれも美味しかった。漬けはこれはこれでまた違う味わい。同じマグロを色々楽しめる。江戸前の技。
今回の一押しは、鯖。今回のしめ鯖は表面がさっと締めてあって、中はほとんと生のよう。みずみずしく、鯖の美味み、甘みが口の中に広がる。右側のこれは切れ端の部分を特別に食べさせてもらったけどしっかり締めてあるのが分かる。でも切り分けてみるとこんな感じですごくみずみずしい。これは美味しかった。
もう一つは、目の前で殻から外し、ヒモとか柱とか内臓とか白子とかを分けて盛り付けてくれた帆立貝。それとホッキ貝も目の前で調理してくれた。これは美味しかったね。焼いて食べてみたいとも思った。帆立貝の白子は珍味・・・変なクセはなく、甘味があり美味しい。
最後はにぎり。この日食べさせてもらったにぎり(撮り忘れがあるかも)。シャリの大きさは調整してくれるので、お腹の具合を伝えると最後までしっかり食べられる。キンメの昆布締めから始まり、漬け、白身、海老、マグロ、ウニ、いくらと美味しく食べさせていただいた。
やはり車海老が美味しい。頭の部分の味噌が残っていて、それが口の中でシャリと渾然一体となり、なんとも言えない美味しさ。
季節季節で世界の美味しいマグロが食べれるのも嬉しい。今回はアイルランドの近く産だとのこと。アイルランドで取れたマグロも生で食べられるという時代。日本近海がやはり美味しいとのことだが、世界中のマグロが味わえるのもこれはこれで楽しい。
あっという間の3時間。8時にはご馳走様と店を出た。美味しいひと時だった。今回はご一緒した方々とも話が盛り上がり、楽しいひとときでもあった。
さて、鮨処雅だが、今のところ3月7日までは、木、金、土、日が営業日。お昼はやっているが、夜は2日前までに予約が必要とのこと。ただし、当日でも予約が入っていて空き席があれば、入れる可能性がある。木、金、土、日に突然行きたくなったら、まずは電話を!
美味しい時間はあっという間に過ぎるもの。今回もお酒に、刺身に、にぎりとどれも美味しかった。次回はいつになろうか。時間を気にせず食べられる頃かと思う。
ごちそうさまでした。