大変な時期ですが、一生懸命、営業しています・・・鮨処雅さん。感染対策としては、以前は8名か9名座っていたカウンターは今は5名。しかも、お客さんの間には透明色の仕切りを設け、直接、息などがかからないように対策もしている。換気もバッチリ(少し寒いw)。
5名しか入れないのを知らずに、この日は晩御飯を食べようと夜6時ごろ電話を・・・1人ならOKということでいくと、すでに4名がいて、1名分だけ空いていた次第。まるで自分が来ることが予定されていたような。
席に座って、まずはビール。いつもは生ビールなんだけど、今は瓶ビールのみ・・・キリンラガーを頼みました。そのあとは、いつもの通り、鄙願(ひがん、大吟醸)から始まり、五合庵(吟醸)、越の景虎(冷酒)と飲みました。
つまみは、お通しの子持ち昆布と煮ホタテをいただいたあと、まずは刺身の盛合せ。この日のお刺身は、まぐろ(赤身、中トロ)、鯛、カンパチ、ヒラメ、つぶ貝と美味しいところを出してくれました。
その他、焼き物は帆立貝柱の磯辺、あん肝と鱈の白子、そして刺身の追加で関鯖で作ったしめ鯖といつものしめ鯖。関鯖のしめ鯖は刺身でも食べられるということでごく軽く閉めた程度、普通のしめ鯖と味比べができて全然違うのを実感しました。
そしてこの日は5名という少ない人数だからこそのまぐろを目の前で卸してくれて、食べさせてもらったのが秀逸。いい加減に寝かされて食べごろになったまぐろが目の前でさく取りされ、そして部位ごとににぎりになっていく。
そして出してもらったのが、上から赤身、中トロ、中落ち。中トロは大トロといってもいいのではないかというほどの脂の載りよう・・・でも大トロではないそうです。取れる部位が大トロの部位ではないとのこと。中落ちもこれぞ中落ちってところで、3貫それぞれめっちゃ美味しかったです。
今回、握ってもらったのは、まぐろも含めてこの11貫。まぐろの漬けから始まり、キンメの昆布締め、ヒラメ、イカ、ホッキ貝、中トロ、赤身、いくら、うに、このほかに玉子と中落ちでした。
どれも美味しかったです。ご飯の加減とネタの具合。どれも食べごろの美味しいにぎりになって、口の中に、胃袋へ落ちて行き来ました。
ご馳走様でした。
さてこのご時世、営業形態が少々変更になっています。お昼は原則毎日やっているとのこと。そして夜については前日までに予約がないと休みにするとのことでした。毎日仕入れ、お客が来ないと、お米にしろネタにしろ無駄にしてしまうので、それでは保たないということで、今は前日までの予約があった時のみ夜の営業を行うということです。
だから、今回、自分がふらっと行って入れて、その前にお店が開いていたというのはラッキーだったということですね。
また行きます!