自分はまだ足を向けたことがなかった大阪は福島。環状線JR大阪駅から内回りで最初の駅だ。駅に降りるとすぐ商店街、飲み屋街といった感じで、東京で行ったら新橋のガード下が近いだろうか。賑やかで、そこにあるお店も個性的なお店が多く、いろいろ行ってみたいと思わせる街だ。
そんな中で今回は、こちら、弘大Zさんを訪れた。他にも候補があったが、どこも一杯で予約が取れないということで、たまたまこちらが取れてやれやれというさすが金曜日の夜の賑やかさといったところ。
日本酒がいろいろ・・・選ばれた酒蔵のお酒が並ぶ。冷酒、燗(または冷や)それぞれで美味しいお酒がメニューに載っているが、相談すればメニューに載っていないお酒もあるとのことでいろいろ楽しめる。
我々は今回初めてということもあり、秋田を代表する蔵である新政さんの、「6号酵母の魅力をダイレクトに表現することを目的に醸造されるライン」No.6をいただいた。その「『NO.6』の最上級モデルのX-Type(エックスタイプ)は「eXcellent」(豪華版)を意味するフラッグシップモデルである。」ということで、X-type 2018を堪能した次第。実は飲んでいる時はそんなにすごいお酒とは知らずただただ美味しさに圧倒されたって感じだった。
料理もいろいろいただいた。フライから始まり、刺身類からおでんまでどれも美味しかった。お刺身も珍しい種類もあり、おでんも美味しい。何を頼んでもお酒に合う。酒好きのオーナーなのだろうと想像してしまう。
特に圧倒されたのが、この和牛うに巻き。これは一口でパクリと行きたい。
醤油を少し垂らし、一口でいただく、ゆっくり噛み締める、決して焦って食べてはいけない。最初にうにの甘味が口の中いっぱいに広がる、そこで飲み込んではいけない、ゆっくりゆっくり噛む・・・そうすると次に牛肉の味が口の中に広がる。
ウニと牛肉のコラボレーション・・・これは美味しかった。お代わりしたいけど、それは品がないというもの。一つをじっくり味わって堪能したい一品だ。
本当に美味しかった。福島にはこういうお店が他にもいろいろある。外から覗き見るだけでもいろいろ楽しめる・・・次はここにしようかとか、こっちはぜひきてみたいとか、飲んだ後も駅までの道を楽しみながら帰れる街だ。
福島という街は今回初めて飲みに来たが、小さいエリアにギュッと美味しいお店がてんこ盛りになっていて、楽しめると感じた。
次回、また寄らせてもらいたいと思う。
ごちそうさまでした。