以前、新井氏の以下の書籍を読んだ。
【2019年ビジネス書大賞 大賞】AI vs. 教科書が読めない子どもたち
- 作者: 新井紀子
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2018/02/02
- メディア: 単行本
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AIに労働機会が奪われるなどと無闇に不安がっている世の中に対して、具体的に何が問題になるのかというのを指摘した書籍であり、内容はなるほどと思わせる内容だった。
最初はこれからの子供の話として読んでいたが、そこで具体的に指摘されていたのが、読解力の弱さで具体的には以下の6点が挙げられていた。
このうち最初の2つはAIが得意とするところ、これからはそれ以外の4点の能力をしっかり鍛える必要があるというところを読んだ時・・・自分はどうなのか?と思った。
例として挙げられていた文章、読みづらかった・・・上手く理解できないのだ・・・職業上というのもあるが、自身、ショックだった。子供ばかりではない・・・これをもう一度どうにかしなければならない・・・ということを考えたが、具体的な行動となるとなかなか。そこを鍛えればいいと簡単にいうが行うは難しだ。
だから本書が出るのを望んでいたのかもしれない。当然、著者が第2弾として出版してくれるだろうという期待もあった。
それが今回、出版された。待ってました!ってことで早々に購入。
章立ては10章立てだ。当然、最初からじっくり読んでいくのだが、その前に一度、最後の10章を読んでからでもいいかもしれない。
第10章は、「大人の読解力は上がらないのか?」というものだ。当然、我々のような読解力が劣る成人も諦めることはないということだ。
自分としては、もう一度、鍛え直す・・・そのきっかけが本書を読むことだ。そしてリスタートに備えようということだ。