最初の予報では降り始めは午後というより夕方という時間になっていたが、準備万端整えて外に出たらすでに降っていた・・・雨。ビニールのランニングポンチョを取りに家に戻り、地下鉄で都庁へ。
今年はFブロックで入場はGATE4からなので、甲州街道をかなり初台方面に行ったところだったが、新宿駅で乗換えて都庁前で下車。そこで走る姿に変身し、荷物を担いでGATE4を目指す。雨の甲州街道を歩きましたよ。この時が一番憂鬱だった・・・「この雨の中走るのかよ〜」って感じ。
少々迷いながらGATE4までたどり着いたあと、荷物を預けスタート地点へ。Fブロック・・・見えない!スタート地点が見えない。その代わり画面に映し出されていた。
雨がぱらつく中、少々寒かったが耐えられなくもないって感じ。ポンチョ着てたからなんだけどね。ポンチョなかったら今回はどうなっていたか分からなかった。ありがとう、ポンチョ。大切にするよ!!
そしてあっという間にスタートの時間。車椅子の選手が5分にスタート。その後、マラソン。自分がスタート地点を超えるまで9分弱。ほぼ想定通りのロスタイム。さて、グロスでサブ4できるのか、それよりもちゃんと最後まで走りきれるのか・・・諸々の不安が頭の中を駆け巡る。
体は軽かった。水曜日に15キロ走った後、走らなかったのがよかったのだと思う。1キロペースも5分少々から30秒ぐらいでこちらも想定を若干上回る程度。ほぼいい感じ。周りは落ち着いてくるとやはり自分のペースより遅い人が多いということで、ランナーの間をぬって抜かしていく。
いつもの通り5キロラップとペースは以下の通り。
- 05キロ:27分02秒(5分25秒)
- 10キロ:26分50秒(5分22秒)
- 15キロ:26分46秒(5分21秒)
- 20キロ:26分29秒(5分18秒)
- 25キロ:27分23秒(5分28秒)
- 30キロ:27分41秒(5分32秒)
- 35キロ:28分05秒(5分37秒)
- 40キロ:28分35秒(5分43秒)
- 残 り:11分51秒(5分24秒)
門仲がハーフ。今回は余裕を持って走れたのがそのあたりまで。蔵前橋での応援の時はまだ元気だったけど、すでにタイムは落ち始めていた。そして人形町の頃は自分に30キロ、銀座までこのペースを維持して我慢、我慢と言い聞かせていた。それから頑張っちゃいけないと何回も自分に言い聞かせながら走った。それでもペースはずるずると落ちていった。
今回、補給は予定した通り全てこなした。だから最後歩かずペースも極端に落ちずに済んだのだと思う。
門仲、ハーフを過ぎたあたりでサブ4のペーサーをとらえて抜き去った。半分で8分の差を埋めたのだから、このペースを維持できればもう8分いけるはずだから、グロスで3時間50分少々でいけるか?と思ってその後走ったが、甘かった。それ以降、ペースが落ちたのはご覧の通り。銀座を超えてからは、脚がだいぶ終わりに近づいていることがなんとなく感じられ、やばいと思いながら走るのだが、そこでまた考える・・・「脚は終わってからだ!・・・ここで歩いたら3月末の咲くランで完走できない・・・」と。
そしてあろうことか品川を折り返し、増上寺あたりだっただろうか、サブ4のペーサーに追いつかれ、追い抜かれるという・・・あれ?って感じ。これはやばいと思いながら、必死に食らいつくこと3キロ・・・どうにか3時間59分というほんとギリギリのタイムでゴールできました。
タイムは、応援ナビによると、グロス3時間59分9秒、ネット3時間50分42秒。12月の湘南国際マラソンがネットで4時間23分28秒。2ヶ月間の練習で32分46秒短縮したことになる。峠走とビルドアップの成果がこれだ。昔、PBを出した頃に比べたらまだまだだけど、ここまで戻れたことでまずはよかった。
また次の段階を目指して頑張り続けよう。
今回、寒い中応援してくれた皆、またそのほか諸々の関係者のみなさま、ありがとうございました。
黄本こと「限界突破マラソン練習帳」にも感謝。この本がなければ、今回の走りはなかっただろう。レースはトレース、練習もトレース。
限界突破マラソン練習帳 「サブ4」「サブ3.5」「サブ315」「サブ3」書き込み式10週間完全メニュー
- 作者: 岩本能史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/10/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
今回、雨もあり、風もそれなりに吹いていて、気温が低く、寒いレースだったと言われているが、自分としては、寒さはあまり気にならなかった。これもポンチョを着ていたおかげ。自分が大変だったのは、手足の指先の冷たさ・・・これには閉口した。補給の時、ジェル等の口が開けられないのは困ったね。その割には10キロぐらいで手袋は外したけど。
以上、東京マラソン2019詳細版でした。