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渋滞にどう対処するか・・・ナビ情報の限界

ライトマップル 全日本 道路地図 (ドライブ 地図 | マップル)

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 今回の帰りの高速はエライ目にあった。

通常コース、上信越道の碓氷軽井沢インターから高速に入り、藤岡ジャンクションを経て関越道へ、そして大泉ジャンクションで外環道に入って美女木ジャンクションで首都高に入り、一ツ橋インターで降りるというコース。これで、195キロぐらいの距離で時間にして3時間かかる。日曜日の北軽井沢から浜町への帰りは大概は関越道の渋滞に引っかかって3時間半から4時間程度となる。

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最近は東京周りの高速も、外環道や圏央道などが東名、関越、東北の各高速道路を繋げているので、渋滞時の代替コースを選べることになる。ナビも高機能化していて、かなり遠方の渋滞情報も加味してコースをお勧めしてくる。最近は、関越道の渋滞があまりにひどいと、北関東自動車道から東北道へ抜ける道を勧めてくることが多い。距離にして30キロ以上遠回りになるが、それでも到着時間が早いときだ・・・つまり関越道の渋滞が30キロとか40キロ以上の時。今まで3回か4回ぐらいあったが、結果として東北道経由が早かったかは分からない。検証のしようがないものね。

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そういうこともあり実は、渋滞情報で代替コースを勧められた時に渋滞の関越を使ってもそれほど変わらないのではないかと最近は思い始めている。それなら距離が短い関越道を行った方が、高速料金とガソリン代が節約になるのでいいということになる。実は今回はナビに東北道コースを勧められても関越道で帰ろうと思っていた。

渋滞は予想の通り今回も起こった。22日、23日の週末は関東周辺は紅葉の見頃になったのではないか。そして天気も良かったということで軽井沢周辺も車の量が多かった。おそらく今年最後の賑わいではないかと思うぐらい。軽井沢ショッピングプラザも旧軽井沢も賑わっていた。

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・・・という具合に街の混み具合から、今日の帰りも混むな・・・と半ば覚悟して、午後3時ごろ車上の人となった。予想通りだった、何しろ碓氷軽井沢インターに入る前、軽井沢の72ゴルフあたりから渋滞になっている始末・・・これはと思わざるを得ない。そして碓氷軽井沢インターから上信越道に乗ってすぐにナビの距離表示が210キロ以上になっていることに気づく。気づかなかったのだが、軽井沢でちょっとしたコース変更した時にナビは関越から東北自動車道へのコース変更を完了していた。そんなにすごいのか・・・と、道路上の渋滞表示を見ると、関越道はいつものあたりで40キロから41キロという表示。

さすがにこれを見せられると観念したね。迷わず今回も北関東自動車道から東北道を回るコースにした。北関東自動車道は交通量は多かったが、まあスムーズ。問題は東北道だった。東北道に入る前からすでに岩舟JCTまで15キロの渋滞という表示。それでも関越道の40キロに比べれば・・・ということで納得させる。

悲劇はこの後、ナビの到着時間が刻々と遅くなる。渋滞は変わっていないのにおかしいと首をひねっていると岩槻あたりで事故渋滞ときた。しかも渋滞距離11キロで所要時間が110分?という表示。これはヤラレタって感じ。こうなったら渋滞の関越で行っても対して変わらなかったのではないか・・・orz

結局、久喜白岡JCT圏央道に入り、鶴ヶ島JCTから関越道に戻るというまさかというコースとなってしまった。結局、所要時間は5時間かかった。最初から関越道を行っても同じぐらいでほぼ行けたのではないかと思う。

関越道の渋滞だけ見ていてはダメ・・・当たり前だが。そして代替コースは距離が伸びるのは避けられない・・・距離が伸びるということは、それだけあとから自然渋滞や事故渋滞に巻き込まれる可能性は否定できない。ナビはその時点その時点での判断になるから、その先の出来事が予想できない限り、これはいつもつきまとうリスク。今回はそれに物の見事にはまってしまった。

ナビ情報の限界だな・・・AIが普及してもこういうところは同じだろうと思う反面、さて今後どうするか・・・ナビの判断とこちらの経験と勘を加味して帰り道をどうするかを考えることになるのだろうか。

今回のことに限らず、将来を見通すということは永遠の課題なのね。ここにもう少しビッグデータを活用した予測システムを導入すればもう少しどうにかなると思うけど・・・誰か作らないかなと思うのでした。

お疲れ様でした。